画像:Liverpool FC
かつてリバプールに所属した選手のうち、意外なセカンドキャリアや副業を持つ選手5人のお話。
"意外な"とつけた通り、監督、コーチ、代理人、解説者、スポーツジムなどの想像でき得るものやフットボールに関係のあるものは除外。
ポール・コンチェスキー
リバプールでのキャリア:18試合0ゴール
2010年に新監督に就任したロイ・ホジソンに続いてフラムから加入したが、期待されていたレベルとは程遠いパフォーマンスに終始。
2010年11月のトッテナム戦では試合終了間際の相手の決勝点に繋がるミスを犯して激しく批判され、12月のウルヴス戦では交代してピッチを去る時に皮肉の意味を込めた声援を送られた。
ホジソンが解任されてダルグリッシュが新監督に就任すると構想外となり、ノッティンガム・フォレストにローン移籍したのちにレスター・シティに放出された。
セカンドキャリア、副業
レスターからQPRにローン移籍していた2015年、エセックスのブレントウッドにKonch's Kafeをオープン。
Dailymailなどによれば、レストランで働いていた母キャロルさんを説得して厨房に入ってもらい、パイやマッシュポテトを看板メニューとして売り出している。
Googleでの評価は5点満点4.7点とかなり高評価の様子。
スティーヴン・アーウィン
リバプールでのキャリア:公式戦出場なし
16歳だった2006年にリバプールアカデミーに加入するも、ファーストチームでの公式戦出場はなく、2011年にオランダのテルスターへ完全移籍。
その後、フィンランドやデンマークと渡り歩き、2017年にイングランドに復帰。
2022年10月に8部ウィドネスに加入し、昨季はキャプテンとして7部昇格を決めたが、先日にエリソン監督が辞任したためプレシーズン中の暫定監督に指名された。
セカンドキャリア、副業
2021年にドキュメンタリー系のコンテンツを取り扱う映像制作企業WildRaff Productionsを設立。
奥様ローレンさんや母キャロル・アンさんとともに取締役を務め、大型メディアの参加に入ることなく独立して運営し続けている。
2023年5月からは、排水関連事業を担うSAS Drainageの取締役も務めている。
ネイサン・エクルストン
リバプールでのキャリア:9試合0ゴール
2006年からアカデミーに所属し、09-10シーズンに本格的にファーストチームの一員になると、プレミアリーグ2試合を含む公式戦9試合に出場。
出場機会は増えず2012年夏にブラックプールに移籍したのち、イングランド下部リーグ、スコットランド、ハンガリーと渡り歩く。
2019年、3年のブランクを経てナショナルリーグ・ノースのニューイートン・ボロで現役復帰を果たすも2試合の出場のみで退団し、以降はプレーしていない。
セカンドキャリア、副業
スコットランドのパーティック・シッスルに所属していた2014年12月、女性向けのスポーツウェアを取り扱うPeaches Sportwearを設立。
現役引退を明言していないが、2020年からはドバイに移住してビジネスに集中している様子。
Peaches SportwearのCEOを務める傍らでビジネスコンサルタントとしても活動し、様々な企業へのアドバイスや支援を行っている。
ジェローム・シンクレア
リバプールでのキャリア:5試合1ゴール
2011年にリバプールアカデミーに加入すると、2012年9月のリーグカップ3回戦の古巣ウェストブロム戦でデビューを果たす。
そのデビュー戦で16歳6日というリバプール史上最年少記録を樹立し、輝かしいキャリアのスタートと思いきや出場機会は増えず、2016年夏にワトフォードへ。
20-21シーズンにCSKAソフィアにローン移籍したのちにワトフォードとの契約が満了して無所属となり、実質的に現役を引退した状態に。
セカンドキャリア、副業
22-23シーズン開幕前のプレシーズン中にオックスフォード・ユナイテッドのトライアルを受けるも契約には至らず、フードビジネス界への転身を決意。
2022年夏、ロンドンに拠点を置くフライドチキン店Morley'sのバーミンガム店のフランチャイズオーナーとなった。
Birmingham Mailによればスタッフの対応を悪く評価するコメントがちらほらあるものの、実際に訪れるとそこまで酷くはなく、味もバーミンガム地域の店舗では最高クラスと評されている。
ラウリ・ダッラ・ヴァッレ
リバプールでのキャリア:1試合0ゴール
母国フィンランドのクラブJIPPOやインテルの下部組織を経て、2007年末にリバプールのトライアルを受験。
2010年7月のUEL予選ラボトニツキ戦の83分から途中出場してデビューを果たしたが、その1ヶ月後にはカチャニクリッチとともにフラムへ移籍。
ただ、フラムでも出場機会は得られず、下部リーグへのローンやベルギーへの移籍を経て、2017年夏にセルビア1部FKゼムンに加入するも数ヶ月で契約を解除。
セカンドキャリア、副業
2018年6月、写真撮影やイタリアで立ち上げたコンサルタント会社に専念するために現役を引退すると発表された。
イタリアの会社のホームページを見ることはできないため閉鎖したと思われるが、現在は同郷の俳優アルトゥ・ムストネン氏とともにソーシャルメディアの管理や関連コンテンツを作成する企業Parempi Someを運営。
インスタグラムを見ると写真撮影を続けているほか、アートコレクターとして美術品を収集する活動も行っている。

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