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2024年3月12日火曜日

帰ってきたマイケル・エドワーズ


噂されていた通り、マイケル・エドワーズがFSGのフットボール部門のCEOに就任したと発表された。

アンフィールドに復帰したという訳ではなく、リバプールはもちろんマルチクラブ構想に向けてFSGが管轄する2つ目のクラブを探し、その経営にアドバイスする形。

以下、FSGによる公式発表の紹介。

本日、FSGは、マイケル・エドワーズがフットボール部門の最高経営責任者(CEO)に就任し、リバプールFCのフットボール事業における新たなリーダーの発掘と採用のための動きを指揮し、世界のフットボール界におけるFSGの成長をサポートする。

この役職に於いてエドワーズは、ジョン・ヘンリー筆頭オーナー、トム・ワーナー会長、マイク・ゴードン社長が率いるFSGのオーナーグループに直属する。

以前にはマージーサイドのクラブでスポーティング・ダイレクターを務め、UEFAチャンピオンズリーグを含む7つの主要タイトルを獲得した成功期を監督し、イングランドのトップリーグのチャンピオンになるまでの30年間に終止符を打った。

ーマイク・ゴードン社長

マイケルはフットボール界で最も素晴らしいエグゼクティブの1人であり、ジョン、トム、私は我々のビジネスのために彼のサービスを確保できたことに感激している。

以前務めていた役職よりも上級職で戻り、より幅広い任務を担うことになる。

より広い範囲に目を向けることは、この業界に復帰する可能性のある者にとって重要な動機付けとなるだろう。

この点で、そしてその他の多くの点で、彼の野心は私たちの野心と一致していた。

組織として、私たちは常にフットボール運営の改善に努めており、継続的なプロセスを率いるのに彼以上の適任者はいない。

フットボール事業の監督と管理に関して、私が担ってきた責任を引き継ぐことになるが、その役割を果たすことは私の人生に於いて最大の特権だった。

それを彼に引き継ぎ、適切な人物や組織が見つかった場合に、より慣習的なオーナーの役割に戻ることは私が以前から望んでいたことだ。

マイケルはこのような責任を担うのに理想的な人物であり、私はオーナーという立場から彼と再び仕事ができることを楽しみにしている。

FSGを代表して、彼の復帰を歓迎するとともに、最も支持されているエグゼクティブの一人が戻ってきたことに大きな興奮を覚えている。


ーマイケル・エドワーズ

FSGの新たなリーダーシップ職に就任する機会を与えてくれたマイク、ジョン、トムにとても感謝している。

また一緒に仕事をしたいという彼らの意欲と粘り強さに、とても恐縮した思いだったであり、スポーツ界とビジネス界における彼らの実績を考えれば決して当たり前のことではない。

復帰するのであれば、新たな活力とエネルギーが必要不可欠であり、実際のところ、これは新たな挑戦と機会を持つことを意味する。

私が決断した最大の要因のひとつは、新たなクラブを加え、監督し、組織のこの分野を成長させるというコミットメントにある。

競争力を維持するには、現在のフットボールのポートフォリオの投資と拡大が必要だ。

リバプールFCではフットボール運営に必要な補強を監督する。
個人的な経験から、マイク・ゴードンがオーナー人を代表して素晴らしい仕事をしてきたことを知っている。

今後、私はFSGの経営陣と協力することを楽しみにしているし、この役割を引き受けるにあたって大きな期待が伴うことを十分に理解している。

それ故に、クラブの価値観と野心を満たし、体現してくれるリーダーを見極め、雇用し、自信を与えていくつもりだ。

以前このクラブに務めていた経験から、この街だけでなくイギリスや世界中のサポーターがどれほど感情移入をしているかを思い起こす必要はない。

私はスタートを切ることを楽しみにしている。


2023年の設立以来アドバイザーを務めてきたスポーツマネジメント企業ルドノーティクスのコンサルタントは務めていない。

エドワーズは10年以上リバプールFCに在籍し、2011年の加入当初はパフォーマンス・ディレクターを務め、2015年にスポーティング・ダイレクターに昇格。

その間、クラブは6度目のチャンピオンズリーグ制覇、プレミアリーグ初優勝、UEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップ、FAカップ、リーグカップを獲得した。

スカウティングや知識とデータ主導のアプローチを融合させ、リクルート、トレード、チームプランニング、主要な意思決定に革命をもたらし、業界をリードするフットボール・オペレーション・チームを構築したことで知られる。




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2024年2月23日金曜日

忠誠心・友情・敬意がノーと言った


アシスタント・マネージャーのペップ・ラインダースが、チェルシーとのカラバオカップ決勝に向けた試合前会見に出席。

クロップの跡を継いで就任する可能性を否定しつつも、今後は監督業に再挑戦する意向を明かした。

2014年夏に加入したのち、2018年1月に当時エールステディヴィジ所属のNECの監督に就任するも昇格プレーオフ進出を逃したことで半年で退団してリバプールに復帰した過去がある。

また、既にここ数年のうちに他クラブからオファーを幾つか受けていたものの、クロップやFSGのマイク・ゴードン社長との関係から断っていたともコメント。



このプロジェクトが終わりに近づいていることは、夏の時点で分かっていた。

ここ数年はオファーを受けていた。
私の気持ちはイエスと言っていたが、マイクやユルゲンへの忠誠心・友情・敬意がノーと言っていた。

だから、ユルゲンが『退任しようと考えている』と言った瞬間、"それだ"と、監督業をすると明確になった。

一緒にこのプロジェクトを終わらせる。
多くの人々のプロジェクトであり、このようなやり方が正しいと私は感じている。

クラブは新しい要素を持った新しい監督を見つけることができる。

監督業をすることに興奮しているし、自分のことを本当に必要にしてくれるクラブを見つけるべく出て行くことに興奮している。

でも、シーズンの最後の瞬間まではリバプールに集中している。
今起きていることではなくね。

そのために代理人がいるんだよね?

引用元:This is anfield



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2024年2月20日火曜日

2人の新たなSD候補


クロップの後任を決める前に新たなSDを任命すると噂される中、The Athleticのサイモン・ヒューズ氏曰くリバプール内部では新たに2人の名前が検討されている。

1人目は昨夏までACミランのFDを務めていたフレデリック・マッサーラ氏。

ACミラン退団後はガーデニングリーブ(同業他社への即座の転職を防ぐための有給中)のため、すぐにでも加入できることも魅力的で、ACミランのオーナーであるRed Bird CapitalがFSGの株を保有していることもうまく作用するか。

2022年夏に獲得したオリギとデ・ケテラーレは活躍できなかったものの、ラファエル・レオン、テオ・エルナンデス、オリヴィエ・ジルー、フィカヨ・トモリ、マイク・マニャンら、21/22シーズンのリーグ優勝に貢献した選手たちを獲得。

その成果もあってかGlobe Soccer Awardsでマルディーニと並んで年間最優秀スポーティング・ダイレクターに選出された。

そして、2人目はニースでSDを務めているFlorent Ghisolfi氏。

ACミランと同じくRed Bird Capitalがオーナーを務めるトゥールーズも同氏を気に入っているが、ニースのオーナーであり、マンチェスター・ユナイテッドに出資しているINEOSは引き留めると予想される。

2022年10月からニースに在籍している同氏は、ファヴレ監督の解任など難しい状況を乗り切ると、今夏には次のデ・ゼルビと目されるフランチェスコ・ファリオーリ監督の招聘に成功してチームは3位と好調。

加えて、主力として活躍中のブルンジ代表MFユスフ・ヌダイシミエ、昨季は得点ランク9位の18ゴールを挙げ、今季も8位となる6ゴールを挙げているナイジェリア代表FWテレム・モフィを獲得した手腕も評価されている。

リバプールの新たなリサーチダイレクターに就任したウィル・スピアーマン氏やFSGの特別顧問となったテオ・エプスタイン氏からの助言をもとにFSGのマイク・ゴードン社長が率いる新SD任命作戦。

新監督任命、2025年夏に契約が満了するサラー、アレクサンダー=アーノルド、ファン・ダイクとの契約延長交渉など、大きな仕事が待っている。




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2024年2月2日金曜日

事前に伝えられなかったことに不満か


ファンに衝撃を与えたクロップ退任のニュースから1週間ほど経ったが、やはりクロップを父親のように慕う選手たちにとっても衝撃だった様子。

一部選手が事前に知らされていなかったことへの不満を漏らしたとのニュースもある中、The Athleticのデイヴィッド・オーンスタイン氏がこの件に関して知る情報を明かした。

同氏は、ファンから受けたフィルジル・ファン・ダイク、トレント・アレクサンダー=アーノルド、モハメド・サラーの契約に関する質問に返答する形で下記の通りにコメントし、事前通達がなかったことを認めながらも致し方がないこととした。


新たな監督が誰になるのかが分からないのだから、不安を抱く選手がいるのも当然のことだ。

我々が知る限りでは、彼らのうちで誰も新契約を巡る真剣な話し合いはしていない。
彼らは自身の将来について考えている。

夏が来たら、3人とも猶予は12ヶ月となる。

聞くところによると、このニュースは彼らに青天の霹靂のような衝撃を与えたようだ。
事前通達はなかった。

そのことをシニアの選手たち全員が快く思っていた訳ではないとの指摘もあったが、リバプールとクロップの立ち位置からしたら、何を言ったところで物事は起こるといったところだろう。

全員に言えば漏れてしまいコントロールができなくなる、言わないなら言わないで全員がアンハッピーになってしまうからね。



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2023年9月16日土曜日

更に数百万ポンドの損失を被る可能性



23/24シーズン開幕前に完成が見込まれていたスタンド拡張工事が大幅にずれ込み、既に82万ポンドのマッチデイ収入を失っているとされるリバプール。

加えて、先月には工事を請け負っていたバッキンガム・グループが管財手続きを申請するなど、更に数百万ポンドの損失を被る可能性があるとされる。

今回の工期延長によって総額8,000万ポンドと見られていた工費が更に嵩む可能性も高く、現在はレイナー・ローウェン・コンストラクションとの契約が成立したものの、フルキャパシティでのオープンは12月までずれ込む見込み。

6月にはキーラン・マグワイア氏がFootball Insiderリバプールはマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、アーセナルと並んで、マッチデイ収入でシーズンあたり1億ポンドを稼ぐ可能性があるとも書いていたが、結局は席数を減らしたまま運営が続く。

Embed from Getty Images


公認会計士であり、フットボール・ファイナンス・アナリストでもあるViva Mukherjee氏は、アンフィールドの収容人数減少が財政面に与える影響をFootball Insiderにて語った。

『21/22シーズン、リバプールは8,600万ポンドのマッチデイ収入を得た。この金額はプレミアリーグのチケット販売とシーズンチケットから5,700万ポンド、チャンピオンズリーグの試合から1,500万ポンド、国内のカップ戦と追加収入から1,400万ポンドと分けられる。』

『スタンド拡張工事の遅れに伴ってリバプールはホームの収容人数を減らし、チケットの売り上げを3,000~4,000枚ほど下げている。観客数はボーンマス戦が49,699人、アストンヴィラ戦が50,109人であり、カップ戦のレスター・シティ戦も同様の数字が見込まれる。』

『収容人数の減少は既にリバプールに82万ポンドの損害を与えている。10月の段階的なオープンまでは延期される予定で、数百万ポンドを失うことになる。』



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2023年4月2日日曜日

新たな買い手候補、噂を否定



最近は落ち着きつつあるクラブ売却報道ですが、新たな買い手候補の噂が報じられ、更に即座に否定されました。

トマス・シリヤクス氏


新たな買い手候補として Liverpool Echo が報じたのは、先日にマンチェスター・ユナイテッド買収に向けた入札を行ったフィンランド人起業家トマス・シリヤクス氏。

イギリス人実業家のサー・ジム・ラトクリフ氏やカタール人実業家シェイク・ジャシム・ビン・ハマド・アル・サーニ氏と争うと報じられたが、マンチェスター・ユナイテッド購入に失敗した場合はリバプール買収に乗り出す意向を語った。

同氏は1954年にフィンランドの首都ヘルシンキで生まれ、ヘルシンキ大学やハンケン経済大学を経てヘルシンキの市議会議員として活動したのちにシンガポールへ渡り、ノキアのアジア太平洋地域責任者とノキア東南アジアのCEOを歴任。

その後はモバイルフューチャーワークスやニューキアなどの会長を務め、純資産は公表されていないものの、競争相手のサー・ジム・ラトクリフ氏よりは少ないとされる。


噂の否定


上記の Liverpool Echo の報道が3月24日に為され、2日後の3月26日には本人がツイッターにて否定。


一部の新聞が、私がリバプールの買収に興味を持つだろうと報じている。間違いだ。

マンチェスター・ユナイテッドは子供の頃から応援しているクラブだ。

入札を成功させることに全力を注いでいる。

上記の通り純資産額は不明ながら競争相手とされる2名よりも少ないとされ、同氏のマンチェスター・ユナイテッド買収は成功の可能性が低いと言われるが、リバプール買収に動く可能性はそれよりも更に低い。

低いどころではなく、もしもリバプール買収に動くのなら驚きだとされる。


フットボールキャリアとリバプール


かつてはプロ選手を目指してHJKヘルシンキのユースに所属していた過去があり、フルミネンセのアカデミーでのトレーニングに参加するために1年間のブラジル留学も経験。

フィンランドに戻って2部リーグでプレーしたのちに学業に専念し、卒業後は政治活動の道へ。

1982年から1986年までは古巣であり、リーグ優勝32回を誇るHJKヘルシンキの会長を務め、リーグ優勝と国内カップ戦を1回ずつ制覇。

82/83シーズンのチャンピオンズカップ(チャンピオンズリーグの前身)ではリバプールと対戦し、ホームでの 1st leg を1-0で制した。






ユナイテッド購入を望むサー・ジム・ラトクリフ氏と今回紹介したトマス・シリヤクス氏も幼い頃からのユナイテッドファン。

もちろん2人ともリバプールへの関心を否定しており、大金を投入する訳だからおかしなことはあり得ないことは分かっているけれど、仮にオファーが受け入れられてライバルファンがオーナーになるとなったら…なかなか複雑。

FSGが完全な売却ではなく投資を望んでいることもあって、なかなか進展が見えないこの話題。

ファンは様子を見るしかないけれど、これから迎える補強必須な移籍市場での動きのためにもそろそろ動き出してほしいところ。



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2022年11月14日月曜日

【嘘か誠か】クラブ売却報道まとめ



前々から噂はあったものの、ここ数日になって大きく騒がれ始めたクラブ売却話。

ドバイやらバーレーンやら様々な話が出ている中、現時点での報道をまとめてみました。

元記事や元ツイートを各見出しの本文中のメディア名や記者名にリンクさせていますので、確認したい方はそこをクリックしてください。