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2024年3月1日金曜日

ニョーニに期待するジンバブエ


先日のFAカップ5回戦でデビューし、まだまだあどけない雰囲気も話題になったトレイ・ニョーニは2007年にイングランドで生まれ、10年以上をレスター・シティの下部組織で過ごしていたが、ご両親はジンバブエの南部にあるグワンダ出身。

ジンバブエメディアThe Independentによれば、父ムジュンベキさんは本職は教師ながら、1980年代に地元グワンダのグワンダ・ランブラーズでミッドフィールダーとしてプレーしていた過去がある。

2000年を迎える頃に奥様と共に渡英し、そこで生まれたトレイは現在までイングランド代表を選択し、2022年からはU-16イングランド代表として7試合に出場しているが、まだフル代表デビューをしていないため代表チームの変更は可能。

そんな国の将来を背負う可能性を秘めた若手に対してジンバブエフットボール界が大きな期待を寄せており、ジンバブエメディアが報じた関係者のコメントを幾つか紹介したい。

まずはジンバブエの名門ハイランダーズでプレーし、現在は若手育成コーチを務めているロイ・セレ氏。

リバプールのシニアチームを代表する彼の姿は、ジンバブエにとって良いことだ。

彼のように若さであのような進化を遂げている姿を見るのは、若者にインスピレーションを与え、ニョーニを通して自らも達成できると見ることができ、若者を更に一生懸命にトレーニングするよう促すことができる。

引用元:Zimbabwe Chronicle


元ジンバブエ代表MFアロイス・ブンジラ氏。

ジンバブエ人として、ヨーロッパにいる他の全ての若いジンバブエ人をサポートするように、トレイ・ニョーニもサポートするべきだ。

我々はジンバブエという一つの大きな村であり、イングランドを選ぶにしてもジンバブエを選ぶにしても、彼がジンバブエ人であることに変わりはない。

イングランドのパスポートを持つジンバブエ人であり、どちらを選ぶかは彼次第だ。

何はともあれ、デビューを祝いたいし、誇り高い気持ちにしてくれた。
願わくば、もっとたくさん見たいね。

U-17もイングランドを選ぶだろう。
我々はイングランドが提供できるレベルには無いし、それは理に適ったことだ。
だが、イングランドのパスポートを持っていることが将来ジンバブエ代表としてプレーする可能性を失くしてしまう訳ではない。

多くのアフリカの国の若手代表選手はユースレベルではヨーロッパの国を選び、その後に母国を選択している。

全ては彼と家族次第であり、プレーしたい場所を選ぶことが許されている。
どんな決断が下されても、恨む気持ちを向けてはいけないよ。



若手育成のスペシャリストとされるジンバブエ人監督ロイド・チゴウェ氏。

トレイは年齢やプレーしているチームを見る限り、有望なようだ。

ジンバブエ協会は、こうした少年たちを若いうちからユース代表チームに加える方法を模索すべきだ。

私たちはまず協会自体のことを整理し、15歳以下、18歳以下、20歳以下の代表チームにこの少年たちを連れて帰り、彼らもまた母国を評価できるようにすべきなんだ。

引用元:The Herald


リバプールとジンバブエといえば、1981年から1994年まで所属して628試合に出場した「元祖くねくねダンサー」ブルース・グロベラーは元ジンバブエ代表GKであり、現在も所属しているDFイサーク・マバヤ(19歳)もニョーニと同じくジンバブエ人の両親を持ち、合流しなかったものの2023年11月にはジンバブエ代表に招集された。




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