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2024年2月10日土曜日

初勝利を記録したメンバーは今


2015年10月8日にクロップが就任して以降、リーグ戦のトッテナムとサウサンプトン、ヨーロッパリーグのルビン・カザンと3試合連続で引き分けが続き、初勝利はエディ・ハウ率いるボーンマスを破ったキャピタル・ワン・カップ4回戦。

アンフィールドで行われたこの試合、17分にジョアン・カルロス・テイシェイラのヒールキックが塞がれたこぼれ球をクラインが押し込んで1-0で勝利。

そんな記念すべき1勝目を記録した当時の選手たちは今、どこで何をしているのか。

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ボグダン・アーダーム/36歳


ボルトンとの契約が満了したことで、前任者ブレンダン・ロジャーズがバックアップキーパーとして獲得。

3回戦カーライル・ユナイテッド戦ではPK戦で2本をストップして勝利に貢献、5回戦サウサンプトン戦にも出場して勝利したが、準決勝1st legからはミニョレが起用された。

2019年夏に退団してハイバーニアンに移籍、2020年夏からはフェレンツヴァーロシュに加入して母国に復帰したが2023年夏の契約満了に伴って退団し、現在はフリーエージェント。


コナー・ランドール/28歳


6歳から所属していたリバプールアカデミーを経て、この試合でファーストチームデビュー。

2016年4月には同じくボーンマス戦でプレミアリーグデビューを果たしたが出場機会は増やせず、2019年夏に退団し、ブルガリアのアルダ・クルジャリを経て2020年夏からはスコットランド・プレミアシップのロス・カウンティに所属。

ロス・カウンティでは守備的MFなどもこなしていたが、2023年末からはベンチ外が続いている。


コロ・トゥレ/42歳


2013年にマンチェスター・シティからフリーで加入し、この試合ではキャプテンとしてスタメン出場したが33分に負傷交代。

どちらも決勝に進出したヨーロッパリーグやキャピタル・ワン・カップで重要な役割を果たしたのち、このシーズンを最期に前任者ブレンダン・ロジャーズが就任したセルティックに加入し、1シーズンを過ごしたのちに引退してコーチに就任。

2022年11月にウィガンの監督に就任したが、9試合未勝利のまま2023年1月に解任された。


デヤン・ロヴレン/34歳


2014年夏にサウサンプトンからロジャーズが獲得し、当初は失敗と評価する意見もあったもののクロップのチームでは中心人物であった。

チャンピオンズリーグやプレミアリーグ制覇に貢献したが、徐々に序列が下がっていったこともあり、2020年7月に復帰したゼニト・サンクトペテルブルクを経て、2023年1月からは10年ぶりにリヨンに復帰。

今季は怪我で出遅れながらも、徐々に出場機会を増やしつつある。


ナサニエル・クライン/32歳


2015年7月にサウサンプトンから加入し、リバプールのような伝統あるクラブでのプレーが夢だったとコメント。

この試合の17分、ジョアン・カルロス・テイシェイラのシュートのこぼれ球を押し込み、決勝点となるリバプールでの初ゴールを記録。

アレクサンダー=アーノルドの台頭や怪我もあって出場機会を失い、現在はクリスタル・パレスに所属。





ジョー・アレン/33歳


2012年夏、ブレンダン・ロジャーズの古巣スウォンジー・シティから引き抜かれる形で加入し、主力として活躍。

クロップ就任後、リーグ戦での出場機会は減ったものの第21節アーセナル戦では終了間際に同点ゴールを挙げたほか、ヨーロッパリーグでは11試合に出場して準優勝に貢献。

このシーズン限りでリバプールを退団し、ストーク・シティを経て2022年夏からスウォンジー・シティに復帰。


キャメロン・ブラナガン/27歳


マンチェスターに生まれ、ユナイテッドファンとして育ちながら、ユナイテッド、シティ、リバプールのアカデミーに所属した。

この試合の2日前に2018年夏までの新契約にサインし、それを祝うようにリバプールでの初スタメンを飾った。

契約延長交渉も噂されたが破談し、2018年1月にオックスフォード・ユナイテッドに加入すると、現在まで主力選手として250試合以上に出場。


ジョアン・カルロス・テイシェイラ/31歳


2012年1月にスポルティングCPから加入すると、アカデミーでの印象的な活躍から2014年2月のフラム戦でファーストチームデビュー。

17分にフィルミーノのパスに抜け出し、ヒールキックでのシュートはギリギリのところでアダム・スミスにクリアされたが、クラインが押し込んで先制点が生まれた。

このシーズン限りでリバプールを退団し、ポルトガルやオランダのクラブを渡り歩いたのち、現在は中国スーパーリーグの上海申花に所属。


ジョーダン・アイブ/28歳


ウィコム・ワンダラーズで15歳244日の若さでデビューを飾り、2011年末にリバプール加入が決定。

スターリングを売却したリバプールにとって新たな希望と期待され、2015年5月には新契約にサインするも、新たに就任したクロップを納得させることはできず2016年夏にボーンマスへ。

鬱病や怪我と闘いながら、2023年10月にイングランド5部ナショナルリーグのエブスフリート・ユナイテッドに加入し、先日に終盤の途中出場ながらデビューを果たした。


ディヴォック・オリギ/28歳


2014年のワールドカップを経てリールから加入し、1シーズンのローンバックを経てこのシーズンからリバプールでプレー。

ヴォルフスブルクへのローン移籍を経験しつつも、チャンピオンズリーグやマージーサイドダービーでチームを救うゴールを多く決め、今やカルトヒーローの1人。

ACミランで結果を残せずにノッティンガム。・フォレストにローン移籍したが、そこでも上向かずにアメリカ行きが噂される。


ロベルト・フィルミーノ/32歳


のちに著した自伝ではロジャーズの起用法に不満を抱いていたと明かしたが、クロップのチームでは最も欠かせない選手の1人となった。

クロップが監督として最も多く起用した選手の1人であり、サラーやマネとのフロントスリーは数多くのタイトルをもたらした。

昨夏にアル・アハリに加入してデビュー戦でハットトリックを達成したが、現在は出場機会に苦しんでおり移籍が噂される。


マルティン・シュクルテル/39歳↔︎33分、コロ・トゥレ


2008年1月にゼニト・サンクトペテルブルクから加入すると、ダルグリッシュ就任以降はレギュラーとしての地位を確立。

所属した8年半で公式戦300試合以上に出場したが、負傷もあってクロップの構想から外れつつあるとされた2016年夏にフェネルバフチェへ移籍。

スパルタク・トルナヴァでプレーしていた2022年5月に腰痛などからプロとしての引退を表明し、現在は同クラブでスカウトをしつつアマチュアチームでプレー。


ルーカス・レイヴァ/37歳↔︎65分、ブラナガン


2007年夏に加入し、2017年夏までの10年間で339試合に出場したレジェンド。

ラツィオに移籍して5シーズンを過ごしたのち、2022年夏にはセリエBに降格した古巣を救うべく15年ぶりにグレミオに復帰。

グレミオでは1シーズンでのセリエA復帰に貢献したが、定期検査で心臓に異常が発見され、瘢痕性線維症であると診断されたことから2023年3月に現役引退を表明。


アダム・ララーナ/35歳↔︎87分、フィルミーノ


2014年夏にサウサンプトンから加入し、怪我による離脱もありながらクロップのチームの中心として120試合以上に出場。

19/20シーズンには30年ぶりとなるリーグ優勝に貢献すると、ファンに惜しまれつつそのシーズン限りで退団してブライトンに加入。

ブライトンに所属しながらU-21イングランド代表合宿にコーチとして参加するなど、将来的に指導者となることに関心があるとされる。



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2024年1月27日土曜日

ポステコグルー就任の可能性は?


クロップの退任発表により、シャビ・アロンソらと共に候補の1人として名前が挙げられているトッテナムのアンジェ・ポステコグルー。

BBCで『多くの子どもたちと同様に、私もポスターを飾っていた。リバプールが私のクラブだったが、成長して物事は変わった。』と話すなど、かつてリバプールファンであったとされる同監督。

彼がリバプールの新監督に就任する可能性はあ?のかどうか、イギリスのジャーナリストの反応はいかに。


モリー・ハドソン/Times

トッテナムのヘッドコーチはクロップと似た魅力がある。
昨夏にセルティックから移籍して以来、トッテナムのプレースタイルとメンタリティを変えながら、すぐにファンとのつながりを築く能力を示してきた。

すぐに退団する可能性は低いだろうが、ヨーロッパでベストなクラブの1つというリバプールのステータスは魅力的かもしれない。

オーストラリア、日本、スコットランドでトロフィーを掲げるという、プレミアリーグに至るまでに異例のキャリアを築いてきた。

怪我人が多く、ハリー・ケインを失いながらもトッテナムのやり方を一新させた。

ポステコグルーはリバプールのファンで、1970年代にオーストラリアで放送された数少ないリバプールの試合を見て育った。


アンディ・ジョーンズ/The Athletic

トッテナムに新たな息吹を吹き込んだ。

彼の4-3-3のシステムはリバプールでも用いることができそうであり、ポゼッションをベースにしたスタイルは攻撃的なセンスに溢れている。

ポステコグルーへの最大の賛辞のひとつは、多くの負傷者や出場停止者が出たにもかかわらず、チームのスタイルが変わっていないことだ。

チェルシー戦で9人になった時のように難しい状況になっても、自分たちのプレーを貫き通す。

2、3年に亘って同じチームの監督に留まったことが殆どなく、クロップの退任が12ヶ月先だったならポステコグルーの移籍は可能だっただろう。


サム・ブルックス/Dailymail

新シーズン開幕直前にケインが移籍したにも関わらず、不満を漏らすことなく新たな挑戦を引き受けてきた。

数年振りにスパーズファンが将来を楽観視する理由ができ、そのメインはロッカールームに彼がいること。

リバプールがこのオーストラリア人監督との契約に動いた場合、それも無くなる可能性がある。

とはいえ、まだスパーズでの彼のプロジェクトが始まってから半年であり、まずは仕事をやり遂げたいと考えているようだ。

つまり、リバプールの監督の空席は、彼が真剣に検討するには少し早すぎたかもしれない。



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2024年1月23日火曜日

フィオレンティーナ の中心となったアルトゥール


2022年夏、中盤に負傷者が相次いで補強の必要性が指摘されていたリバプールにユベントスからローンで加入したアルトゥール。

加入にあたり、世界有数のビッグクラブであるリバプールのシャツを着られることへの興奮を語り、かの有名な赤いシャツで全力を尽くすとコメントしたものの、13分間だけプレーした2022年9月のCLナポリ戦が最初で最後の出場となった。

トレーニング中に手術を要する怪我を負い、2023年2月に復帰するも残りの13試合中スカッド入りは5試合のみ、そして出番がないままにシーズンが終了。

当然のことながら3200万£とされた購入オプションが行使されずにユベントスに復帰したが、今季からローン移籍しているフィオレンティーナではクラブの中心として活躍。

フル出場は多くないが、全コンペティションで29試合に出場し、セリエAで4位、コッパ・イタリアではベスト4に進出。

代理人を務めるフェデリコ・パストレージョ氏は、セリエA公式Radio TV Serie A(via Dailymail)にてアルトゥールの活躍を喜ぶコメントを残している。

アルトゥールの活躍を嬉しく思う。

どの観点から見ても、昨季は彼にとって難しいものとなってしまった。
市場後半にリバプールに到着して、トレーニングに参加できず、その後に大怪我に見舞われた。

フィオレンティーナは好機をうまく掴んだ。

今、リーグ最高の選手だよ。


また、今月初めには、アルトゥールのパーソナルトレーナーを務めているアドリアン・マルティネス・カストロ氏が『珍しく恐怖心に襲われていた』とイタリアメディアCorriere dello Sport(via Calciomercato)にて語っていた。

リバプールで大腿四頭筋を痛めた時、彼にしては珍しく恐怖心が襲ってきた。

一度治しても、また怪我をするかもしれないと恐れていた。

もう過ぎ去ったことで、今はフィオレンティーナだけだよ。


ユベントスとは2026年までの契約を結んでいるが、フィオレンティーナはシーズン終了後に完全移籍に移行させるオプションを保有。

離脱中も英語の勉強は欠かさないなど、リバプールに溶け込む努力を怠らなかったアルトゥール。

フィオレンティーナでの活躍をきっかけに、キャリアが好転しますように。



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ナットとラムゼイへの関心を認めるラインダース


昨季のボルトンへのローンで53試合7ゴール6アシストの活躍を披露してEFLトロフィー優勝に貢献、年間最優秀選手、年間最優秀若手選手、選手が選ぶ最優秀選手とクラブ内のタイトルを総嘗にしたブラッドリー。

今季シーズンローンで加入したダンディーでレフトバックのレギュラーに定着し、20試合2ゴール2アシストの成績を残してリバプールに呼び戻されたオーウェン・ベック。

確かな実績を残し、先日のボーンマス戦でプレミアリーグデビューを果たしたそんな2人とは対照的に、当初の予想とは違う難しいキャリアとなっている選手も存在。

公式会見に出席したラインダースコーチは、セルティックへのローンで6試合しか出場できなかったナット、怪我の影響によりプレストン・ノースエンドへのローンで2試合の出場に終わったカルヴィン・ラムゼイに対し、他クラブから関心があることを認めた。

(ラムゼイの状況に関する質問への返答)

彼とナットには良い例だ。彼らには関心があり、それは良いこと。

選手にとって正しい決断は何か、代理人、選手本人、クラブとともに見つけなければならない。
試合に出場し、プレーして、多くの成功を収める必要がある。

だからこそ、私はファビオ・カルヴァーリョのハル・シティへのローン移籍を気に入っている。
彼はたくさんプレーしている、タイラー・モートンと一緒にね。

我々のローン部門責任者マット・ニューベリーは、この冬にやるべきことがたくさんある。
これが終わったら、休暇が必要だろうね!

彼らは皆んな才能を秘めている。そうでなければリバプールには居られない。

だが、彼らには正しい道も必要であり、良いローンは素晴らしいものを生み出す。



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2023年9月26日火曜日

若手左サイドバックが目指すはチェルシー



リバプールなどからの関心が噂されるレッチェ所属のU-21デンマーク代表DFパトリック・ドルグ(18歳)が、デンマークメディアEkstra Bladetにて『夢はチェルシー』とコメント。

『チェルシーでのプレーが夢なんだ。10年以上も彼らのファンで、いつか彼らのためにプレーすることを夢見ている。』

現在までにチェルシーとの噂が強く報じられたことはないが、6月には代理人がデンマークメディアBoldにてリバプール、マンチェスター・シティ、バルセロナからの関心についてコメントした。

『リバプールは彼を望んでいる。彼らは以前からドルグに注目していたが、リバプールに行くならU-23チームでプレーすることになる。』

『それは彼にとって最善の選択肢ではないし、やめるようにアドバイスする。高額を提示するかもしれないが、今求めているものはそれではない。我々は彼のキャリア、成長、プレー時間に焦点を当てている。』

『もちろん、リバプールが唯一のクラブではなく、イングランドでは多くのクラブが注目している。彼がU-19デンマーク代表としてイングランドとプレーした時、マンチェスター・シティも注目していた。レッチェのスカウトはバルサも注目していたと言っていたよ。』

レッチェとは2027年までの契約を結んでおり、代理人は出場機会こためには残留すべきであると主張。

『もう少しレッチェに残ってほしい。あと2シーズン、彼は成長し、経験を積むことができるだろう。』



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2023年9月22日金曜日

リバプールでの記憶を語るアルトゥール



昨季、ユベントスからローン加入するも怪我に見舞われ、13分間の出場のみでリバプールでのキャリアを終えたアルトゥール。

スペインメディアASのインタビューにて、精神的は苦しかったもののリバプールというクラブには驚かされたと明かした。

リバプールで何があった?

『違う国の大会でのプレーを本当に楽しみにしていたし、素晴らしいチームで全てうまく進んでいた。でも、トレーニングで怪我をしてしまった。』

『凄くキツくて精神的にとても難しかったけど、学びもあった。今振り返ってみると、この怪我から実りあるものを得ることができた。精神的な面、栄養、休養、睡眠に取り組むようになった。不運だったけど、もう過去のことだ。』


アンフィールドでのプレーは1シーズンだけだったが、素晴らしい印象が残った。

『リバプールにはたくさん驚かされた。ファンは最高だったけど、クラブ内には全てにクロップの影響があった。家族だよ。』

『従業員から会長まで、誰もが常に誰かを助けたいと考えている。リバプールでは、誰かが勝てば全てを勝ち取れるし、誰かの負けは皆んなの負けなんだ。』


クロップはどんな人?

『監督としての彼は、ピッチの内外ともに人柄や性格が表れていて素晴らしい。チームマネジメントには感心させられた。彼については良い事しか言えないよ。』


現在はフィオレンティーナにてレギュラーの1人としてプレーし、先日のヨーロッパリーグのヘンク戦でもフル出場とキャリアの再構築に向けて好スタートを切った。

再び輝かしいキャリアを送れますように。



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2023年9月13日水曜日

ナット『リバプールを出る必要があると分かっていた』



セルティックへローン移籍中のナット・フィリップスが答えたスコットランドメディアのインタビューのうち、Liverpool EchoRTÉが報じた一部を抜粋。

キャメロン・カーター=ヴィッカース、スティーブン・ウェルシュ、マイク・ナヴロツキら守備陣に負傷者が相次いでおり、週末のダンディー戦やミッドウィークのフェイエノールト戦で出場機会が見込まれる。

『リバプールではあまりプレーしていない時期があったし、最終的にリバプールを出てどこかで定期的にプレーする必要があると分かっていた。セルティックは良いレベルの大きなクラブであり、素晴らしいチャンスを与えてくれた。』

『スタジアムはいつもファンでいっぱいで、選手はそれを望んでいる。高い志を持つクラブで、そんな雰囲気の中でプレーしたい。他の選手がいつ復帰するかは定かではないし、最終的に1月に見直しと話し合いがある。それについては話していない。』

『契約する2〜3日前、市場では違うクラブの名前が飛び交っていたんだけど、契約が進展してほしいと願うクラブとしてセルティックが目に飛び込んできた。』

火曜日のフェイエノールト戦を皮切りに、アトレティコ・マドリーやラツィオと対戦するチャンピオンズリーグでプレーできることについて。

『本当にエキサイティングだ。恐らくは多くの選手にとって、フットボールの頂点となるだろう。出場できるのは毎回嬉しいことだし、ヨーロッパで最大かつ最高の相手と戦うのは明らかにレベルが違う。』

『リバプールではチャンピオンズリーグが行われる夜は特別だと有名で、それはセルティックも同じだと聞いているから経験するのが楽しみだよ。』

最後に。デビュー戦となる可能性があったレンジャーズとのオールドファームではベンチ外となり、のちにブレンダン・ロジャーズ監督が加入後すぐのビッグゲームであることやリバプールのメディカルチームと話し合って見送ったことを明かしたことについて。

『あの試合の前から既に凄く興奮していたけど、それがどういうものかを確かに味わうことができた。どれほどの気合いに満ちているかは言い表せられない。クラブのために試合に出て、クラブに貢献したい。』

『内部からの観戦だったから確かに雰囲気は味わえたけど、自分の目で確かめることはできなかった。明らかに大きな評判を得ているし、選手達は結果を出すためによくやってくれたけど、もちろんドレッシングルームや選手達の中で全てを吸収したかった。』

『メディアルームにいるのはスタンドにいる時ほど楽しくなかったけど、それと同時にセルティック関係者1人だけでスタンドにいるのもそこまで面白くはなかった。でも、楽しめたよ!』

『あの場にいて選手達を応援できたのは良かった。最後は厳しかったけどよく守ったし、難しい状況でも対抗できることを証明した。大きな勝利だ。』



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ジュリアン・ウォードに復帰の噂



昨季限りでリバプールを離れた元SDのジュリアン・ウォード氏について。

Anfield Indexのデイヴ・デイヴィス氏とトレフ・ダウニー氏が、8月半ばから再びリバプールとともに仕事をしていると同サイトのポッドキャストにて語った。

『ジョン(・W・ヘンリー)とトム(・ワーナー)がチェルシー戦のために渡英したとき、どうやら最初の話し合いがあったようだ。事情通のふりをする訳ではないが、完全な内部情報が2つある。』

『1つ目はシュマートケが長く留まらないこと。2つ目は大きなことで、大々的には明かされず、何人かが言及していること。』

『私たちが知っている、そしてAIの他の人たちが色々と情報を集めて知っているのは…様々な意味に取られる可能性があるので、この言い回しには気をつけたいところだが…。』

『移籍市場終盤からジュリアン・ウォードがリバプールに戻った。8月中旬からリバプールに関与している。』

俄には信じ難いし、正直に言って『やっぱりやめるのやめた!』なんてことが罷り通るとも思えず。

よりリバプールに近い若しくは信憑性があるとされるジャーナリストからの情報が出てくれば信じようと思えるかもしれないが、現時点で眉唾物としか思えない。



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2023年8月1日火曜日

デンマーク期待の若手獲得の可能性?ほか



中盤の補強について、ジャーナリストなどのコメントを紹介。

チアゴ・アルカンタラ/リバプール


グレアム・ベイリー氏(90minほか)
Talking Transfer Podcast

リバプールのレーダーにはセンターバックが掛かっていると思うし、選択肢を増やすために左利きの選手を獲りに行っても不思議ではない。

しかし、彼らがミルナー 、オックスレイド=チェンバレン、ケイタを失い、カルヴァーリョをローンに出したことから中盤の補強に動いたとても驚きはない。

それに、チアゴがサウジアラビアに行ったとしても私は驚かないし、リバプールにはまだやるべきことがある。

それは確かだ。



パトリック・ドルグ/レッチェ・プリマヴェーラ


キングスレイ・オグボド(選手の代理人)
Sport Italia

リバプールが関心を示していることは分かっている。

そういった情報も受け取っているしら彼らは注目し続け、パトリックがどんな選手かを知っていて追い続けている。

バルセロナとマンチェスター・シティもそうだが、以前のインタビューで言った通り彼が今すぐに出て行くことはない。

まだ彼らからオファーはないが、リバプールはオファーをする可能性は高い。

どうなるかは分からないが、彼らは関心を示しているし選手を気に入っている。



ライアン・フラーフェンベルフ/バイエルン


ルディ・ガレッティ氏(Sport Italiaほか)
GIVE ME SPORT

フラーフェンベルフは今夏にバイエルンを去る可能性があり、イタリアクラブからの関心はあるが彼はプレミアリーグを好んでいる。

インテルとバイエルンの間でヤン・ゾマーの交渉が行われた際、ネッラズーリはフラーフェンベルフ獲得交渉について探りを入れたものの高額すぎると考えている。

ユベントス、ACミラン、ナポリも追っている。

現時点ではリバプールのリストにはロメオ・ラヴィアやケフラン・テュラムとともに彼の名前がある。

グレアム・ベイリー氏(90minほか)
Talking Transfer Podcast

まだフラーフェンベルフへの関心があるようだ。

恐らく彼はローンで獲得できるだろうし、ラヴィアはリバプールでスタメン出場するのに十分な経験があるだろうか?

他に2人のミッドフィールダーが加わり、新たに4人のミッドフィールダーがいても驚かないよ。



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2023年7月24日月曜日

クラブ史上初のコロンビア人選手のこれまで、今、これから



リバプールのコロンビア人といえば、今や欠かせない存在となったルイス・ディアスを思い出す方が多いと思いますが、実は他にもう1人。

2018年2月、クラブ史上初のコロンビア人選手としてフォルタレーザCEIFから加入したアンデルソン・アローヨ。

難しいキャリア


1999年9月27日にコロンビア西部の比較的貧しい地域で生まれ、15歳でフォルタレーザCEIFに加入してコロンビア2部で22試合に出場。

2016年にメキシコで行われたU-17ワールドカップを視察したリバプールのスカウトに注目され、2018年1月末に当時リバプールのトライアル・マネージャーだったフェデリコ・パシエンシアがアローヨ本人や家族と緊密に連絡を取り合い、コロンビアのトップクラブやヨーロッパクラブを退けてトライアルを経ての獲得に成功。

しかし、労動許可の問題からマジョルカBへローンに出され、これが難しいキャリアのスタートとなった。

マジョルカBとは18ヶ月のローン契約を結びながらも6ヶ月で打ち切りとなり、続く18/19シーズンにベルギーのKAAヘントとシーズンローン契約を結ぶもクラブ内の問題から1試合も出場機会を得られず。

リバプールに戻っても運気は好転せず、19/20シーズンは2019年夏のファーストチームのアメリカツアーに帯同するはずが中足骨を骨折して離脱し、復帰後にチェコのムラダー・ボレスラフにローン移籍するもオリンピックへの準備を進めるU-23コロンビア代表に定期的に召集されており、そのこともあって起用法を巡る上層部との意見の相違からシーズンを通しての出場機会は2試合のみ。

転機と少しの停滞


事態が良い方向に向かい始めたのは2020年夏。
当時ローン担当マネージャーだったジュリアン・ウォードと代理人マテュー・グロッシン氏が話し合い、まずは試合に出場することが最優先としてローン移籍先のレベルを下げ、スペイン3部サラマンカUDSへの加入を選択したことが切っ掛け。


登録上の問題により第8節までプレーできなかったが、デビュー以降は主に本職の右サイドバックとしてチャンスを与えられ、途中出場・交代も多かったもののプロとして1シーズン通しては自己最多となる21試合に出場。

初めて成功と呼んでもいいローン移籍を経験し、続く21/22シーズンはスペイン2部ミランデスで全45試合中42試合出場とレギュラーとして大成功を収め、次のステップとして22/23シーズンは昇格争いの可能性も見込まれていたアラベスへローン移籍。

シーズンを通して5位以下にならず首位争いをしていたアラベスでは競争も激しく、リーグ戦ではフル出場をしたかと思えば次の試合は最後の10分と少しだけ、出場機会を続けて得たかと思えば控えとしてベンチに座ることが数試合続くといった状態。

コパ・デル・レイでは出場機会を与えられ、4試合全てに右サイドバックとしてスタメン出場すると4試合中3試合を1-0で勝ち上がる堅守に貢献したほか、ベスト16のセビージャ戦では敗れたとはいえ0-1の最小失点で試合を終えた。

なお、アラベスは昇格プレーオフファイナルのレバンテ戦、0-0で迎えた延長後半アディショナルタイムのPKを決める劇的な形で1年での1部復帰を確定させた。

アンデルソン・アローヨ自身は昇格プレーオフを含めて リーグ戦18試合、コパ・デル・レイ4試合でゴールとアシストはなし。

現在


つい先日、セグンダディビシオンのFCアンドラへのローン移籍が発表され、これでアカデミーですらリバプールの試合に出場しないまま7クラブ目のローン移籍。


FCアンドラはスペインとフランスに挟まれたアンドラ公国から越境参加しているクラブで、昨季は6位アルバセテと8ポイント差あったものの、セグンダディビシオン初挑戦ながら昇格プレーオフまであと1歩となる7位でシーズンを終えた。

元バルセロナのジェラール・ピケが株式のほとんどを保有していることでも知られている。

サラビア監督が好んで使う4-3-3の右サイドバックを、ビジャレアルBから新加入したミゲル・リールやビルバオから新加入したアレックス・ペチャと争う見込み。

本人は激化するであろうポジション争いにも前向きで、『アンドラが気に入っている。ハードにプレーして、勝負に出ていくチームだからね。』とコメント。

今後


昨季のアラベスへのローン移籍発表と同時に契約を延長したことも発表されており、リバプールとは2025年までの契約を結んでいるとされる。


今季をFCアンドラへのシーズンローンで過ごす、即ちリバプールに戻って来るのは2024年夏。

残り契約が1年となり、更に24歳になっていることを考えれば、今季に労動許可の取得が出来なければ来夏に売却される可能性が高いと思うのと、仮にリバプールが残留と新たなローンを望んだとしても本人が売却を要求する可能性もあり得るのではないかと思う。

なお、数年が経ってしまっているため今も同じ気持ちでいてくれるかどうかは不明ながら、2020年時点での本人の夢はリバプールでプレーすること。

リバプールでデビューすることが夢であり、望みであり、ゴールでもある。

だからこそ毎日ベストな方法でやりたいし、全てを捧げて学び続けたい。

そこに到達しなければならないし、そのために全力を尽くす。

将来の目標はリバプールでプレーし、トップチームに定着すること。

契約して以来、ずっと憧れていたことだし、その夢が叶うことを願っている。

(2020年3月のWorld Football Indexのインタビューより)

アランやアウォニィのように労動許可取得のためのローン移籍を繰り返し、最終的にリバプール以外に居場所を見つけた選手も多くいるけれど、難しいローン移籍の繰り返しを経てリバプールで花を咲かせる選手が見たい、苦労した選手がビッグクラブで成り上がっていく様を見たいという気持ちもある。

今季が終わった時にどんな結果になるかを待ちつつ、一先ずはアンデルソン・アローヨの今季が素晴らしいものになりますように。





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