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2024年7月31日水曜日

新しいリバプールについて語るルーカス


新たなシーズンの開幕を前に、レジェンドであるルーカス・レイヴァがSkySportsのインタビューに答え、スロット率いる新チームの印象を明かした。

10年間所属して、現在もファンから愛され続けてあるルーカスは、スロットの下で2人のミッドフィールダーが印象的なプレーを披露するはずと考える。



ルーカス、会えて嬉しいよ。
新しいリバプールを観るのは、どれだけ楽しみだろうか?


そうだね。凄く楽しみにしているよ。

まだ多くの選手たちが休暇中で不在だけど、若い選手たちを見る大きなチャンスだ。

プレシーズンというのは常にスタートに向けてフィットネスを戻すため、アルネがどうチームを準備するか理解するための時間であり、試合をとても楽しみにしている。



先週、セントラルMFとしてスロットの下でプレーすることが、どれ程楽しみかをカーティス・ジョーンズが語っているのを聞いた。

元セントラルMFとして、より中盤を経由するプレーを観るのは楽しみだろうか?


さっきも言ったように、アルネは中盤でコントロールするようチームをセットしようとしている。

中盤の選手が多く絡み、センターバックから攻撃的な選手へ導く役目もある。

ポジションを維持する規律があるのはユルゲンと少し違うけど、新たなアイディアを楽しみにしているし、選手たちがどう適応するかを見るのは非常に重要になるだろう。

カーティスは重要な役割を果たすだろうし、エリオットもそうだ。

若く、地位を確立した選手だし、そうなるよう願っている。



素晴らしい監督たちの下でプレーしてきたけど、新たな監督に適応するのはどれほど難しいことだろうか?

選手たちは慣れていると思うよ。

代表チームに行く時も別のルーティンやトレーニング、準備方法に適応しなければいけないからね。

だからこそプレシーズンというのは重要で、彼らは今情報を得ようとしている。

アルネが違ったシステムを試みているのは確かで、ベティス戦はセンターフォワード無しの例だったし、選手たちは情報を得てピッチで示し、適切な方法でシーズンをスタートさせたいと願っていると思う。



私が感心したことのひとつは、新たな監督が売り込んだものを、選手たちがどれだけ受け入れているかを純粋に語っていること。

変化を受け入れることを楽しんでいる。

選手によっては変化を怖がると思ったけど、実際にはその反対のようだ。


監督が代わる時、チームは難しい時期や立ち位置を迎えるもの。

今回はその反対のように思えて、何故ならユルゲンが良い立ち位置や良い基礎と共にクラブを去ったからだ。

そして今、新たなアイディアや考え方がもたらされた。

選手たちは年齢と経験を重ねてより良くなっていき、新たなフットボールへの考え方も身に付ける。

新たなアイディアやシステムを徐々にチームに落とし込むのに、アルネは昨年や前の8年間の良いところを活かしていくだろう。



彼らはアーセナルと対戦する。

ライバル関係を弱め、離脱者や怪我なく乗り越えるだけといったものになるだろうか?


結果は常に大切だ。
こういった試合をアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドと行うときは特にね。

でも、プレシーズンというのはフィットネスを取り戻し、チームや監督から情報を得て、それを試合に適用する期間だ。

もちろん勝って、誰も怪我をしないことがベストだけどね。

本当に重要なのは(開幕する)数週間後なんだから。



モー・サラーがゴールをお膳立てするのを見たけど、彼がプレシーズンをフルで過ごしているのはどう?

彼のクオリティやチームにとってどれだけ大切な存在か、話す必要はないよね。

でも、彼にとって最も試されていることは、自分がどれだけ重要かを理解することだと思う。

年長の選手は、新監督やスタッフが適応するのを助けるのに重要な役割を果たすからだ。

本当に重要なことだと思う。

この間の試合では、1対1でボールを受けて、ソボスライに良いパスを出して勝利を呼び込むというモー・サラーらしいセットアップだった。



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2024年3月4日月曜日

リバプールとハンガリー人選手の歴史


これまで所属したハンガリー人選手について。
ここでは、ハンガリーの慣習に従って姓→名の順で表記。

英語で動画もまとめてあるので、興味(と付き合ってくれる時間)があればぜひ。



イシュトーヴァン・コズマ


画像:Magyar Hirlap より引用


ポジション:MF
出場試合数:10試合
現所属:引退

スコットランドのダンファームリンで見せていた印象的な活躍から、1992年2月に当時リバプールを率いていたグレアム・スーネスが30万ポンドで引き抜いた。

91/92シーズンはFAカップとリーグ戦と合わせて5試合に出場し、翌92/93シーズンから創設されたプレミアリーグでも1試合に出場し、プレミアリーグでプレーした最初のハンガリー人選手となった。

但し、ペースに付いていけなかったこともあり、リバプールで活躍したのはリーグカップのチェスターフィールド戦で2アシストを記録した試合のみで、1年半所属したのちにハンガリーのウーイペシュトに移籍。

合計で10試合にしか出場していないが、リバプールに於けるハンガリー人選手の最多出場記録保持者だった。


グラーチ・ペーテル


ポジション:GK
出場試合数:0
現所属:ライプツィヒ

2007年夏、シモン・アンドラーシュとネメト・クリスティアーンに続き、MTKブダペストとの提携の一環として買取オプション付きのローン移籍で加入。

2008年に完全移籍して以降はヨーロッパリーグでベンチ入りし、オーストラリア代表だったブラッド・ジョーンズがアジアカップのために離脱した際はプレミアリーグでもベンチ入り。

結局はファーストチームでの出場は無いまま2013年にザルツブルクに加入したが、公式戦で50試合以上のベンチ入りを経験。

2015年夏には当時2部だったライプツィヒに加入し、正GKとなったのちに1部昇格に貢献したが、現在は2022年10月に負った右膝前十字靭帯断裂の大怪我から復帰したばかり。


ボグダン・アーダーム


ポジション:GK
出場試合数:6
現所属:フリーエージェント

長く活躍したボルトンとの契約が満了した2015年夏、フリーでリバプールに加入すると発表された。

デビュー戦となった2015年9月のリーグカップのカーライル・ユナイテッド戦ではPK戦で3本をセーブして勝利に貢献するも、正GKのミニョレが負傷離脱した際に出場した試合ではミスから失点をしてしまう。

16/17シーズンはウィガンにローン移籍するも前十字靭帯断裂の大怪我により打ち切り、18/19シーズンはスコットランドのハイバーニアンにローン移籍したのちにリバプールを退団。

2020年夏から2023年夏まではハンガリーのフェレンツヴァーロシュに所属し、リーグ戦3連覇を達成したのちに契約満了により退団。


ソボスライ・ドミニク


ポジション:MF
出場試合数:11(2023年10月14日時点)
現所属:リバプール

2023年7月、7,000万ユーロとされる移籍金でライプツィヒから加入。

『チャンピオンズリーグに出場できないことは気にならない、リバプールでのヨーロッパリーグ制覇を目指す』といったコメント、嘘か誠か渡英時にYNWAを聴いていたといった情報からすぐにファンのお気に入りの1人に。

立ち止まることなく走り続け、クロップも称賛のコメントを残すなど、既に欠かせない存在となった。

既に11試合に出場しており、ハンガリー人選手としてのリバプール史上最多出場記録を更新したほか、ハンガリー人選手史上初ゴールを記録。


アカデミー


ファーストチームに昇格若しくは定着できなかった、ローン加入後に完全移籍に至らなかった選手など。

ネメト・クリスティアーン(FW/画像)
2007年夏にMTKブダペストよりアカデミーに加入、2010年夏にオリンピアコスへ。
現所属はハンガリー2部MTKブダペスト。

シモン・アンドラーシュ(MF)
2007年夏にMTKブダペストよりアカデミーに加入、2011年2月にエクセルシオールへ。
現所属はハンガリー2部Csákvár。

ポルガー・クリストフ(DF)
2010年夏にMTKブダペストよりアカデミーに加入、2016年夏にハラダーシュへ。
現所属はハンガリー2部ジルモート。

Poór Patrik (DF)
2009年夏にMTKブダペストよりアカデミーにローン移籍、2011年夏にローン移籍を終えて退団。
現所属はなく、フリーエージェント。

ハイドゥ・アーダーム(MF)
2010年夏にMTKブダペストよりアカデミーにローン移籍、2011年末にローン移籍を終えて退団。
現所属はハンガリー2部ジルモート。

アドリアーン・クリスティアーン
2009年夏にMTKブダペストからアカデミーに加入、2014年夏にノヴァーラへ。
現所属はハンガリー2部ブダペスト・ホンヴェード。

ポロスケイ・ジョルト
2009年夏にMTKブダペストからアカデミーにローン移籍、2010年末にローン移籍を終えて退団。
現所属はなく、既に現役引退。



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2023年9月3日日曜日

イアン・ライト氏『ソボスライのゴールは取り消されるべきだった』



アストンヴィラ戦の開始早々、ファーに流れたコーナーキックをソボスライが左足ハーフボレーで叩き込んで先制したシーン。

オフサイドポジションにいたサラーがエミ・マルティネスの視界を塞いだ可能性を考慮したVARチェックの末にゴールが認められたものの、the Premier League's Matchday Live showでヴィラのスタッフらがその判定に不満を示していたことが触れられる。

すると、アーセナルなどで活躍したイアン・ライト氏はそれに同意し、同番組内(via Birmingham Live)にてオブストラクションがあったと判定してゴールを取り消すべきだったと指摘。

我々が見たものは、モー・サラーがエミ・マルティネスの視界を塞いでいたことだ。

ハワード・ウェブ(元レフェリー、PGMOLのチーフ)はある段階で再び謝罪電話をすることになるだろう。

あれはオフサイドだったからだ。
エミ・マルティネスを邪魔していた。

私はもう理解できない。

つまりはオフサイドポジションにいたサラーがボールに触れていないもののプレーに干渉していたはずだという主張。


先日のマンチェスター・シティ対フラムの試合でも、ナタン・アケのゴールの際にアカンジがオフサイドポジション且つGKの前に立っていたがゴールが認められたというシーンがあったからか、イアン・ライト氏は試合後に自身のツイッターにて嘆いていた。

スタジオで話すのはVARの判定についてだけで、ゴール、質の高いプレー、重要な場面について話をする時間がない。

つまらない。アクシデントに次ぐアクシデント。
試合から楽しみを奪っている。



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