2024年2月17日土曜日

年が明けないヘンダーソン


昨夏の市場にてサウジ・プロフェッショナルリーグのアル・イテファクに加入し、ジェラードが率いるチームで19試合に出場して5アシストを記録。

しかし、気候の違いやLGBTQコミュニティを支援しながらも同性愛を違法とするサウジアラビアに渡ったことへの批判なども影響してかヨーロッパへの復帰を望み、1月半ばにアヤックスとの2年半契約にサイン。

アル・イテファクの問題は個人に留まらず、2023年10月29日のアル・ワフダ戦を3-2で制して以降は8試合で5分3敗と年内を勝利無しで中断期間を迎え、ジェラード監督の進退問題が噂されるほどの状態に陥っていた。

しかし、ヘンダーソンのアヤックス加入発表とほぼ同じタイミングでジェラードとの契約延長が発表されると、リーグ戦再開後の初戦アル・ハリージ戦では代わりにキャプテンに就任したワイナルドゥムのゴールもあって久しぶりの勝利を記録。

一方、ヘンダーソンはというとアヤックス デビューから3試合で2分1敗と、2023年10月から勝利を経験していない。

それでも、デビュー戦となった2月3日のPSV戦ではチャンスを生み出したテイラーへのパスの他にベルフワインの先制点の流れに絡むなど、最後の試合がサウジ・プロフェッショナルリーグ中断期間前の12月だったことを考えれば上場の出来栄え。



2戦目のヘーレンフェーンはチーム全体のパフォーマンスが酷い中でも0-3から追い上げ、後半アディショナルタイムには追い付いたかに思えたがVARによる確認の末に認められずに敗戦。

3戦目となったヨーロッパカンファレンスリーグのボデ・グリムト戦では、0-2だった後半アディショナルタイムに2ゴールが生まれて追いつき、自身も90+7分の同点ゴールの流れに絡んだ。

勝利を経験していないとはいえ3試合全てにフル出場しており、キャプテンのベルフワインが負傷離脱したことを受けてシップ監督がゲームキャプテンを任せようと考えていると報じられるなど、既にチームの中心の1人となったことは間違いない。

ヘンダーソン自身もボデ・グリムト戦後のインタビューにてチームメイトやスタッフのお陰ですぐに馴染むことができたと明かし、今後もアヤックスの力になれるよう努力を続けるとコメント。

チームとの相性はとても良い。

選手たちはとても良くしてくれたし、スタッフも素晴らしいから、ここに来てすぐに馴染むのは簡単だった。

でも、チームが目指すところに到達するにはまだ時間がかかるだろうし、ただ試合に出続けて、チームが目指すところに到達できるよう出来る限りチームを助けたい。

引用元:Eurosport


初勝利を目指す4戦目は、日本時間では今夜行われるNECとのエールディヴィジ第22節。

ヘンダーソンの活躍と初勝利を願って。



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