1月22日付のDalilymailの「リバプールがメンタルヘルスのスペシャリストを雇った」という記事の和訳です。
元記事はこちら ⇒ EXCLUSIVE: Liverpool hire a therapist to help players deal with online trolling after Trent Alexander-Arnold and Sadio Mane suffered vile abuse and Jordan Henderson warned that player welfare is an afterthought
リバプールはネット上の卑劣な攻撃のトラウマから若い選手を守るため、メンタルヘルス・コンサルタントを雇った。
精神科のトップセラピストであるイシュベル・ストレイカー氏を起用し、これから活躍するスターたちと1対1のクリニックを開くことで人種差別による攻撃、突然の名声、依存症の問題などに対処する手助けをする。
プレミアリーグクラブとしては初の試みであり、ファーストチームに進出していく若手たちをソーシャルメディア上の罵詈雑言から守るべく実施された。
2021年にサディオ・マネ、アレクサンダー=アーノルド、ナビ・ケイタらがネット上の恐ろしい攻撃に遭ったことを受けてのもの。
先月にはキャプテンであるジョーダン・ヘンダーソンが誰も選手の健康を本当に注意深く考えていないとの懸念を表明したばかり。
情報筋はこう語る。
『リバプールは選手たちのメンタルヘルスを非常に重視しているが、過去1年間にファーストチームの選手たちが経験した攻撃は本当に酷いものだった。』
『クラブはこれから加入する選手やファーストチームに昇格する若手たちに対し、ネット上ではどんなことが起こるか分からないという覚悟・準備をさせることを強く望んでいる。』
『一部のサッカー選手に対する攻撃は過去1年間でかつてないほど酷くなり、ほとんどの若い選手はソーシャルメディアに閉じこもっている。』
『新しいメンタルヘルス・コンサルタントは若い選手たちに攻撃について話す機会を与え、それにどう対処したらいいか、それぞれに応じたアドバイスを受けることができる。』
プレミアリーグでは、若手のためにストレイカー氏のような人物を雇うのはリバプールが初めて。
2000年に IStraker Consultants を設立したストレイカー氏は、アカデミーやU-23チームと仕事をしている。
リバプールを拠点とするこのセラピストのウェブサイトには、パフォーマンス向上にも専門的な関心を持ち、メンタルヘルスのために仕事に悩む人々をサポートするとも書かれている。
Dailymailの記事はここまで。
そして、この笑顔が素敵な女性がイシュベル・ストレイカー氏。
クリニックの紹介文を引用すると
IStraker Consultants のCEO兼創設者。
依存症やメンタルヘルスの治療分野における専門家として知られており、Liverpool Echo などにメンタルヘルスに関するコラムを執筆。
ミドルセックス大学の名誉講師として研究や臨床医をサポート。
そして、IStraker Consultants はマージー川に面した立地にあり、Googleマップによればアンフィールドから車で10分ほどの距離。
こちらもクリニックの紹介文から引用すると
IStraker Consultants は、認知行動療法、動機づけ面接、解決焦点療法などの臨床的に証明された療法と、必要に応じて処方サービスを組み合わせて患者さんにオーダーメイドのサービスを提供することに重点を置く。
リバプールのクリニックでは、ADHD、不安、うつ病、薬物、アルコール、ギャンブル中毒、トラウマPTSD、強迫性障害治療を専門とし、ビデオ通話や通常の電話により全国的に処置を提供。
1対1のセラピーでゴールを設定し、国のガイダンスの枠組みの中で治療を行う。
また、メンタルヘルスが原因で仕事に支障をきたしている人々をサポートし、パフォーマンスを向上させることにも専門的な関心を持つ。
とのこと。
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