リバプールファンとしてはその名を知らぬ者はいないであろうレジェンド、キング・ケニーことケニー・ダルグリッシュ。
現役時代はセルティックとリバプールの双方で100ゴール以上を記録、リバプールでは選手兼任獲得を務めるなど数多くのタイトルを獲得したまさにレジェンド。
そんなキングですが、かつてトッテナム等で指揮を執ったハリー・レドナップ氏曰くウェストハムでトライアルを受けたことがあるようです。
talkSPORTの元記事はこちら ⇒ Liverpool great Kenny Dalglish once trained with West Ham aged 14 and was applauded by World Cup-winning England captain Bobby Moore after scoring wonder goal, reveals Harry Redknapp
ハリー・レドナップは、10代だったケニー・ダルグリッシュがウェストハムでトライアルを受け、ワールドカップを制覇したイングランド代表のキャプテンであったボビー・ムーア氏が彼のゴールに拍手を送るほどの活躍を披露したと明かした。
リバプール、セルティック、スコットランド代表のレジェンドであるケニー・ダルグリッシュはイギリスフットボール史上最高のタレントの1人として知られているが、それは14歳のときから明らかだった。
キング・ケニーと呼ばれた彼はセルティックとリバプールでリーグ優勝10回とヨーロッパカップ戦優勝3回を果たし、フットボール史上最高の点取り屋の1人となった。
しかし、ハリー・レドナップは、彼が偉大な選手になる運命にあることは最初から明白だったと talkSPORT に語っている。
若き日のダルグリッシュは、初のプロ契約クラブとしてセルティックを選ぶ前にイングランドのチームのトライアルを受けて回っており、その中にはウェストハムも含まれていたという。
ケニーがウェストハムに来たのは14歳か15歳の頃だった。
スコットランドの学生選抜で前線のポジションをやっていた子と一緒に来て、8日か9日一緒にトレーニングしたよ。
よく迎えに行った。
私は小さな車、オースチン1100に乗っていて、ロン・グリーンウッドから彼を拾ってきてくれと言われたんだ。
朝に私がケニーたちを車で拾って、トレーニングが終わったら他の子たちと一緒に送った。
ハリー・レドナップ/ウェストハムでの現役時代
当時のレドナップはスコットランドから来た旅人を気にすることはなかったが、加入してほしいと願うまでに時間は掛からなかった。
‘greatness recognises greatness’という諺もあるように、イングランド代表のレジェンドであるボビー・ムーアが誰よりも買っていた。
ある土曜日の朝に練習試合が組まれ、ケニーはU-15世代の選手だったがリザーブチーム相手の試合でトップチームに呼ばれた。
クロスボールが入ってきて…アングルは知っての通り彼が100回は決めたものだが、ボールを受けた彼は「バン!」と蹴って曲げて右上隅に決めてみせた。
誰もが拍手をしていた。
私はハーフウェイライン付近に立っていたボビー・ムーアに言った、『彼を獲得できるだろうか?手に入れられるだろうか?』と。
彼は『ノー。ノーチャンスだ。彼は色々なクラブを回るだろう。ここに来て、それからリバプールやどこに行こうとも、結局はセルティックに行くだろう。我々も努力はしているがチャンスはない。』と言っていたよ。
ボブ・ペイズリー監督とダルグリッシュ
実際にセルティックと契約したダルグリッシュは9シーズンを過ごしたのちに同クラブのレジェンドとなった。
1977年、リバプールの伝説的存在であるボブ・ペイズリー監督は当時のイギリス史上最高額となる£44万でダルグリッシュを獲得。
ヨーロッパで最も支配的だったチームの先頭を率いた。
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