2023年8月22日火曜日

シュクルテルの半生が映画化



その風貌や闘志を剥き出してプレーする様子から、アンフィールドで愛されたシュクルテルの半生が映画化。

タイトルは『MARTIN SKRTEL:BUĎ,ALEBO』。

スロバキアで公開されるのは2023年9月28日だが、21/22シーズンに所属した母国スロバキアのスパルタク・トルナヴァの公式ホームページにて、9月10日にホームであるアントン・マラティンスキー・スタジアムでプレミア上映されると発表された。

監督はチェコ人のペトル・ヴィエトロフスキー氏で、スロバキア人総合格闘家のアッティラ・ベグや元チェコ代表FWヤン・コレルを描いた映画で高く評価されている。


チケットは飛ぶように売れており、シュクルテルは自身のインスタグラムにて完売への感謝と驚き、そしてミート&グリート・チケットは100枚追加で発行したことを発表。

更に、スパルタク・トルナヴァの公式ホームページではファンと共に楽しめる公開日を楽しみにしているとコメント。

チケットの需要がこんなにもあることを嬉しく思うよ。
ファンの皆んなとの公開日を楽しみにしていると認めないとね。

スロバキアメディア SPORT24 のインタビューにて、普段あまり見せないバックグラウンドやプライベートな面を公開することは、スポーツを頑張る若者やファンに見せたいと考えつつも、奥様へ相談したことを明かした。

寧ろファンの皆んなにも、これまで見たことがない私の人生を見てほしいと思っていた。

若い世代にとってはスポーツを頑張れば何かを達成できるというモチベーションになる。

自分自身にとっても美しい思い出となるし、将来、息子のマテオは子供たちへサッカー選手の祖父がどんな人物であったかを示すことができる。

それについて考え続け、それが良い決定であると結論を出した。
妻がいなくては何も決断できなかった。

夫婦間で話し合ったが、結局のところ彼女にとっては大きなプライバシーの侵害だから。

時間が経つにつれて私はどんどん前向きな考えになったが、それは彼女も同様で、ドキュメンタリーという方法で私の人柄を示すことが正しいことだと同意した。

また、同じくスロバキアメディア SPORTKY では、完成した作品を確認することで当時の感情を思い出したこと、タイトル『MARTIN SKRTEL:BUĎ,ALEBO』の意味を明かしている。

とても大きな感情があったし、映画の内容は最低限しか覚えていないよ。

身近な人や元チームメイトが自分について初めて見たり聞いたりするのは簡単ではなかった。

特に、キャリアの最後に母国に戻ってきた時に、チームメイトにこのクラブ(スパルタク・トルナヴァ)でプレーを続けずに引退すると伝えることは最も難しかった。

予告編を見た時は、とても感慨深かったよ。
母や妻、トルナヴァの映像が映し出されたからね。
『BUĎ,ALEBO』(どちらか、またはとの意味)については、人々は私のことを好きか嫌いかのどちらかだった。
ライバル関係が強いクラブでプレーしていたからね。

ピッチ内と外で何が起きているかを区別しようとしてきたし、それが対戦相手へのアプローチ方法だった。

最初は別の名前を考えていたが、それは自然に思いついた。

色々な名前を考えたが、リュボ・モラフチクの『Milovaný - nenávidený』(愛されるか、嫌われるかとの意味)に触発されて、その時に『どちらか、または』というタイトルが私の性格に相応しいと思ったんだ。


なお、2022年5月に腰の痛みを理由としてプロ選手としての現役引退を表明したが地域リーグの FK Hajskala Ráztočno でプレーは継続中。

また、フットボールを経験した息子のマテオ君がテニスやゴルフに興味を示しつつも最近はフットボールを再開したことや優先すべきは学業であると話すなど、父親としての一面も見せていた。



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