2023年9月16日土曜日

更に数百万ポンドの損失を被る可能性



23/24シーズン開幕前に完成が見込まれていたスタンド拡張工事が大幅にずれ込み、既に82万ポンドのマッチデイ収入を失っているとされるリバプール。

加えて、先月には工事を請け負っていたバッキンガム・グループが管財手続きを申請するなど、更に数百万ポンドの損失を被る可能性があるとされる。

今回の工期延長によって総額8,000万ポンドと見られていた工費が更に嵩む可能性も高く、現在はレイナー・ローウェン・コンストラクションとの契約が成立したものの、フルキャパシティでのオープンは12月までずれ込む見込み。

6月にはキーラン・マグワイア氏がFootball Insiderリバプールはマンチェスター・ユナイテッド、トッテナム、アーセナルと並んで、マッチデイ収入でシーズンあたり1億ポンドを稼ぐ可能性があるとも書いていたが、結局は席数を減らしたまま運営が続く。

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公認会計士であり、フットボール・ファイナンス・アナリストでもあるViva Mukherjee氏は、アンフィールドの収容人数減少が財政面に与える影響をFootball Insiderにて語った。

『21/22シーズン、リバプールは8,600万ポンドのマッチデイ収入を得た。この金額はプレミアリーグのチケット販売とシーズンチケットから5,700万ポンド、チャンピオンズリーグの試合から1,500万ポンド、国内のカップ戦と追加収入から1,400万ポンドと分けられる。』

『スタンド拡張工事の遅れに伴ってリバプールはホームの収容人数を減らし、チケットの売り上げを3,000~4,000枚ほど下げている。観客数はボーンマス戦が49,699人、アストンヴィラ戦が50,109人であり、カップ戦のレスター・シティ戦も同様の数字が見込まれる。』

『収容人数の減少は既にリバプールに82万ポンドの損害を与えている。10月の段階的なオープンまでは延期される予定で、数百万ポンドを失うことになる。』



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