WHY ALWAYS ME? マリオ・バロテッリのお話。
サウジアラビアへ?
昨夏、トルコのアダナ・デミルスポルから200万£でスイス・スーパーリーグのFCシオンに加入したバロテッリだが、現在では素行の悪さや態度からトレーニングを追放され、サウジアラビア移籍の可能性が囁かれている。
22/23シーズンは18試合6ゴールと数字の上では悪くはないものの、チームはチャレンジリーグに降格。
シーズン中の素行は酷く、2023年6月14日付けのスイスメディア Blick 曰く、ワールドカップによる中断期間を利用したスペイン合宿ではホテルに女性を招いて飲酒し、ある朝ロビーで監督と会った時には酒が残った状態、そして数日後のテストマッチで負傷。
加えて、数週間後には地元に馴染んでもらおうと計画したバース・コンスタンティンSDがカーニバルに連れ出すした際、写真を撮られるのを嫌がったバロテッリが一般客と揉み合いとなり、その仲介に入ったコンスタンティンSDを殴ってしまうといった醜聞から、ファンはスタジアムでバロテッリのシャツを燃やすなど過激な抗議を行った。
5月に『獲得は間違いだった』と話したコンスタンティンSDは、最新のインタビューにてサウジアラビアからの関心があるとコメント。
バロテッリにはサウジアラビアからの関心があるが具体的ではなく、ヨーロッパより後に閉幕するサウジ市場の様子を見よう。
当面の間、マリオはファーストチームと離れてリッドの拠点でトレーニングをしている。
当面の間、マリオはファーストチームと離れてリッドの拠点でトレーニングをしている。
また、シオンのクリスティアン・コンスタンティン会長は、本気か嘘かスイスメディア L'Illustre(via Liverpool Echo) にてもうプレーしない方がいいのではとすら指摘。
我々が示した信頼、経済的努力に報いていない。
この若者は、チームを律するルールは自分ではなく他人のためにあると考えている。
もし彼の代理人が、私たちとは違うお金の価値観を持つ国のクラブを探す価値が彼にはあると考えるなら、すぐにまたフットボールをプレーすることになるかもしれない。
そうではないかもしれない。その方がいいのかもね。
この若者は、チームを律するルールは自分ではなく他人のためにあると考えている。
もし彼の代理人が、私たちとは違うお金の価値観を持つ国のクラブを探す価値が彼にはあると考えるなら、すぐにまたフットボールをプレーすることになるかもしれない。
そうではないかもしれない。その方がいいのかもね。
明らかなパニック・バイ
エトオやペドロを狙い、ファルカオに断られ、バルセロナに加入したスアレスとトレードのようにアレクシス・サンチェスが加入する噂も囁かれたものの結局ビッグネームは誰もリバプールに来ず、頼みの綱であるスタリッジは負傷離脱が多い。
獲得したFWは古巣復帰となったランバート、売り出し中の若手だったオリギはリールにローンバック、そして移籍市場終盤に獲得したバロテッリ。
その結果生まれたのが、今となってはそんなこともあったなあくらいの懐かしい思い出ながら、先に所属していたボリーニを含めてバロテッリとランバートの3人はリーグ戦出場時間888分に対してゴールはゼロというスタッツを紹介するこの画像。
初ゴール自体は2014年9月のCLグループステージのルドゴレツ戦で記録したが、続く10月の同じくCLグループステージのレアル・マドリー戦ではスタメン出場しつつもほぼ何もできずに前半だけで交代させられるなどしたため、キャラガーから『明らかなパニック・バイ』と批判される。
リーグ戦での初ゴールは第25節のスパーズ戦と時間が掛かり、結局は周囲を黙らせる活躍を披露することはできず、1年後の2015年夏にACミランへローン移籍し、更に2016年夏にはニースに加入してリバプールでのキャリアを終えた。
リバプール退団後
復帰したACミランでも低調だったものの、ニースでは76試合43ゴールと復調したが、2018年夏にマルセイユへの移籍が失敗に終わると練習への遅刻や無断欠席を繰り返し、結局2019年1月に契約を打ち切ってシーズン終了までとの条件でマルセイユへ。
マルセイユでは15試合8ゴールの結果を残しながらも契約の通りシーズン終了後に退団し、2019年夏に故郷ブレシアに加入してセリエA復帰を果たす。
しかし、ここでもトレーニング無断欠席の他、サポーターグループからの差別的発言などで関係は破綻し、ベルルスコーニ氏がオーナーを務めていたモンツァを経て2021年夏にトルコ・スュペルリグのアダナ・デミルスポルに加入。
初挑戦したトルコでは好調を維持し、30試合13ゴールで迎えた最終節ギョズテペ戦では33分から11分間でハットトリックを達成。
後半にも2点を追加して5ゴールを奪ってシーズン18ゴールとし、得点王と2ゴール差の2位でシーズンを終えた。
ノミネートされた連続シザースからのラボーナで挙げた5ゴール目がプスカシュ賞にノミネートされるなど、才能や身体能力は確かながら結局はアダナ・デミルスポルもモンテッラ監督との確執から退団。
シオンを含めてここ7シーズンで7クラブを渡り歩いており、8クラブ目に初のアジア上陸となるのかどうか、個人的にはとても気になるところ。
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