2024年1月23日火曜日

フィオレンティーナ の中心となったアルトゥール


2022年夏、中盤に負傷者が相次いで補強の必要性が指摘されていたリバプールにユベントスからローンで加入したアルトゥール。

加入にあたり、世界有数のビッグクラブであるリバプールのシャツを着られることへの興奮を語り、かの有名な赤いシャツで全力を尽くすとコメントしたものの、13分間だけプレーした2022年9月のCLナポリ戦が最初で最後の出場となった。

トレーニング中に手術を要する怪我を負い、2023年2月に復帰するも残りの13試合中スカッド入りは5試合のみ、そして出番がないままにシーズンが終了。

当然のことながら3200万£とされた購入オプションが行使されずにユベントスに復帰したが、今季からローン移籍しているフィオレンティーナではクラブの中心として活躍。

フル出場は多くないが、全コンペティションで29試合に出場し、セリエAで4位、コッパ・イタリアではベスト4に進出。

代理人を務めるフェデリコ・パストレージョ氏は、セリエA公式Radio TV Serie A(via Dailymail)にてアルトゥールの活躍を喜ぶコメントを残している。

アルトゥールの活躍を嬉しく思う。

どの観点から見ても、昨季は彼にとって難しいものとなってしまった。
市場後半にリバプールに到着して、トレーニングに参加できず、その後に大怪我に見舞われた。

フィオレンティーナは好機をうまく掴んだ。

今、リーグ最高の選手だよ。


また、今月初めには、アルトゥールのパーソナルトレーナーを務めているアドリアン・マルティネス・カストロ氏が『珍しく恐怖心に襲われていた』とイタリアメディアCorriere dello Sport(via Calciomercato)にて語っていた。

リバプールで大腿四頭筋を痛めた時、彼にしては珍しく恐怖心が襲ってきた。

一度治しても、また怪我をするかもしれないと恐れていた。

もう過ぎ去ったことで、今はフィオレンティーナだけだよ。


ユベントスとは2026年までの契約を結んでいるが、フィオレンティーナはシーズン終了後に完全移籍に移行させるオプションを保有。

離脱中も英語の勉強は欠かさないなど、リバプールに溶け込む努力を怠らなかったアルトゥール。

フィオレンティーナでの活躍をきっかけに、キャリアが好転しますように。



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