2024年8月20日火曜日

リース、モアカム移籍後初インタビュー


半年間のローン移籍でモアカムに加入したリース・ウィリアムズ。

モアカム公式Xにポストされた移籍インタビュー動画を紹介。

20-21シーズンは怪我人が続出したリバプールの3位フィニッシュに貢献したが、その後にローン移籍した先々では怪我もあって活躍したとは言えない状態。

完全移籍でのリバプール退団も噂される中、一先ずはキャリア再構築のために頑張ってほしいところ。



リース、モアカムへようこそ。契約が完了した今の気持ちは?

嬉しいよ、監督はここに来てフットボールをプレーするチャンスを与えてくれた。それこそが主な目的だ。

監督に信頼してもらえるようになりたいし、ファンに良い印象を残したい。
良いシーズンが送れるといいね。


ここに来るまでの経緯は?

内心では行きたいところが幾つかあったけど、監督と話をした後は、常にあそこに行って彼のためにプレーしたいと考えていた。

数人の選手たちとも話したけど、皆んなクラブやスタッフ、ファンのことを称賛していたから、行きたいと思う唯一の場所になった。


キャリアの初期について話そう。
リバプールの10歳以下のチームに加入し、ファーストチームに昇格したというのは大きな成長だったに違いない。


リバプールで長い時間を過ごした。

良い時も悪い時もあったけど、あのようなクラブに長く居れることは良いことだと思うし、常に楽しめたよ。


2019年に初のプロ契約にサインして、数ヶ月後にはFAユースカップを制覇。
凄く特別な時間だったんじゃないかな。


その頃、他の選手たちの多くが契約を結んでいて、ただひたすらに自分の番を待っているだけだった。

そして、今でも仲良くしている多くの選手たちと一緒にユースカップで優勝できたことは、皆んなにとって良い成果だった。


それからそんな経たない内に、プレミアリーグ9試合とチャンピオンズリーグ6試合でプレーした。
そういった経験は、君の助けになったんじゃないかな?特に若手としては…。


アカデミー出身者にとって、ファーストチームでプレーすることは夢のまた夢だ。

特に2つの最大の大会でプレーすることはね。

今でも、思い出を振り返りながら、その機会を与えてくれたことに感謝しているよ。


ローン移籍について言うと、キダーミンスター・ハリアーズ、ブラックプール 、スウォンジー・シティなどに所属した。
これらの移籍は、ファーストチームで定期的にプレーできるようになっただけでも大きな収穫だったに違いない。


特にキダーミンスター・ハリアーズへのローンがそうだね。

まだ経験が浅く、シニアフットボールは早いと思っていたからだ。

でも、リバプールでプレーする準備を整えてくれたし、あそこに行って30試合以上にプレーしたことはキャリアにとって最良のことだったと思う。

だから、誰であれ、僕をあそこにローンに出すと決めてくれた人に感謝しなきゃね。


代表に関しては、イングランドユース代表で6試合に出場していたと思う。
まだ23歳だけど、既に豊富な経験がある。


母国のためにプレーすることは名誉なことだし、クラブや代表レベルで経験した幾つかのことを還元できたらと思っているよ。


自分が成し遂げてきたことの全てを理解していると思うけど、モアカムのスカッドにとってどれほど有益なことになるだろう。


僕としては、ただ自分のクオリティを発揮できるようにしたい。

昨季はタフなシーズンだったし、今年はできる限り多くの試合でプレーして、他の選手に色々なことを伝えたい。

彼らから色々なことを学んで、一緒に良い時を過ごせたらと思っている。


初日の今日、クラブの印象やトレーニングはどうだった?

トレーニングね!楽しめたよ。

皆んな、一体感が伝わってくるような素晴らしい仲間だ。

監督からは既に幾つかのこと、彼がどうプレーしたいのかといったことを学んだし、良い初日だった。


監督について話したけど、最初のやり取りはどんな感じだった?

僕のことや、何をもたらせるかと考えているか、もう少し理解したいという感じだった。

彼は僕についての自身の考えやどこでプレーほしいかとか、そういったことを言っていたし、良い話し合いができたね。


まずは土曜日にドンカスター・ローヴァーズとのアウェイゲームがあるけど、待ち遠しいんじゃないかな?

さっき言ったように何千人もの人々の前でプレーするのは久しぶりだし、あの白線を踏み越える感覚を再び味わえるのが待ちきれないよ。

僕は準備ができているし、選手たちも万端のようだ。
まだ序盤だけど、良いグループに変わることが分かっている。

互いのために働くグループであることが最も大切なことであり、その精神がある限り、いつだって困難な時期も乗り越えられる。


最後に、君がここにいる間、サポーターはどんなことを期待したらいいのかな?

何人かの人たちは、僕がボールを持ってプレーすると頭痛がするかもしれない。

けど、今はボールを持っても落ち着いているし、幾つかのゴールを決めて貢献したい。

(夏にリバプールを退団し、先にモアカムに加入した)アダム・ルイスは何年も僕の頭にボールを合わせてくれていたから何点か決めたいし、DFラインでは司令塔のような存在なんだ。



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グエイは注目すべき1人


新たなMFとは契約しないとされながら、数人の退団が噂され続けているセンターバックについて、クリスタル・パレスのマーク・グエイは注目すべきうちの1人であるとThe Athleticのデイヴィッド・オーンスタイン氏が主張。

ただ、リバプールも高く評価しているとしつつ、同氏は有意義な交渉を行っているのはニューカッスルだけであるともコメント。

グエイ説得が実らなかった場合に備え、ニューカッスルは他の選択肢も検討している。

グエイのセンターバックのパートナーであるアンデルセンに対しては、フラムが関心を寄せている。

グエイとアンデルセンの状況は行き詰まっているようだ。
(※これを書いている最中に、アンデルセンとフラムが合意に達したと報じられた)

グエイはリバプールを含む他のクラブも高く評価している。

リバプールはジョー・ゴメスとセップ・ファン・デン・ベルフの双方が退団した場合に備え、センターバックのオプションを検討中だ。

ファン・ダイクの契約が最終年に突入していることも認識しており、それに関して新たなニュースはない。

とはいえ、現時点で有意義な交渉に突入しているのはニューカッスルだけだ。

特にデッドラインが迫っており、何にせよ決着を付ける必要があるため、グエイは今週に注目すべき1人だ。




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2024年8月19日月曜日

補強の可能性を否定しないロマーノ


スビメンディ獲得に失敗し、ママルダシュヴィリとの交渉も停滞している中で市場最終盤を迎えたが、ファブリツィオ・ロマーノ氏は最後にリバプールが動く可能性を否定せず。

リバプールの移籍に関する状況はまだオープンだと思うし、まだ市場に出る可能性を否定しない。

彼らは常に、100%納得した場合にのみ投資すると公私共に繰り返している。

或いは、将来に向けて才能ある選手で溢れた非常に優れたチームがあると信じている。

選手との契約に躍起になっている訳ではないが、代理人やクラブとの接触はまだある。

つまり、リバプールはまだ動いている。

市場最後の2週間でチャンスがあったなら、リバプールが何かをやってくれるとまだ期待している。




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2024年8月17日土曜日

ママルダシュヴィリにまつわる7つの話


2025年夏にもリバプールの選手になるのではと噂されるギオルギ・ママルダシュヴィリについて、少し気が早い気もしますが、彼にまつわる7つの話題を紹介。


経歴


2000年9月29日にジョージアの首都トビリシで生まれ、2010年にジョージア1部ガグラのユースでキャリアをスタートさせたのち、2012年に同じ街のビッグクラブであるディナモ・トビリシへ。

2018年にディナモ・トビリシのファーストチームでベンチ入りを果たすと2019年にラスタヴィへローン移籍し、チームはプレーオフを経て降格したものの28試合に出場。

翌2020年にローン移籍したロコモティフ・トビリシではヨーロッパリーグに出場し、同年9月のグラナダ戦でチームは0-2で敗れたもののスペインメディアMARCAが名指しで称賛したことがジョージアメディアCrystal Sportsにて取り上げられたほか、同年12月にはジョージア協会から年間最優秀GKに、UEFAからは2021年の飛躍が期待される若手50人に選出されるなど飛躍の年に。

2021年6月にバレンシアにシーズンローンで加入すると、プレシーズン中に当時のホセ・ボルダラス監督に好印象を与え、トップチームで開幕戦からスタメン出場するチャンスを得る。

年末には買取オプションが行使されて完全移籍となり、21/22シーズンは18試合に出場してクリーンシート8回、560分間連続無失点と活躍。

22/23シーズンは38試合全てに出場し、ファン投票によってクラブ年間最優秀選手に選出され、23/24シーズンにはクリーンシートを13回記録したほか、継続中だったリーグ戦連続スタメン出場が69試合となりクラブ新記録を樹立。


名前


ママルダシュヴィリ/Mamardashviliというサーネームを持つ人々のほとんどがジョージア在住だが、ジョージアは旧ソ連の構成国でもあるためか、ロシアはもちろん同じく構成国だったベラルーシにも多く、スイスやトルコにも確認されている。

ジョージアの中でもアブハジア自治共和国(ジョージアの一部ながら、事実上の独立状態にある)に住む人々に多い。

名前に関する最大のデータベースであるForebearsによると、世界的に見ると327,203番目の多さ。

また、ジョージア人の苗字に多い○○シヴィリ、○○シュヴィリ/○○shviliという部分は『○○の息子・子孫』という意味があり、英語圏であればジャクソン/Jacksonやジョンソン/Johnsonの『son』、スコットランド系やアイルランド系に見られるマクドナルド/McDonaldやマクアリスター/MacAllisterなどの『Mc』『Mac』も同じ意味。

加えて、ジョージア政府機関Public Service Hallによれば、ファーストネームであるギオルギ/Giorgiはダヴィト/Davitやタマシュ/Tamazと並んでジョージア人男性に多い名前。


獲得を逃したディナモ・モスクワ?


ロコモティフ・トビリシ公式より引用(中央にママルダシュヴィリ)

2020年9月のヨーロッパリーグ予選2回戦、ロシアの強豪ディナモ・モスクワ戦で好パフォーマンスを披露し、番狂せと言われた2-1での勝利に貢献。

2022年1月のジョージアメディア1TV SPORTの記事によれば、当時ロシアメディアSovetsky Sportがディナモ・モスクワに獲得を勧める記事を書いていた。

ヨーロッパカップ戦敗退後、ロシアのファンはママルダシュヴィリのことをディナモ・モスクワの相手と覚えているだろう。

若手GKからゴールを奪おうと懸命に攻めたものの、ペナルティキックの1点だけ、それも90分過ぎ。
ディナモ・モスクワのイバン・オルデツは、『あの試合の後なら、彼はどこのチームにだって加入できる』とコメント。

ロシアのクラブはあの若い才能に注意を払うべき、Transfermarktではたった50万ユーロの評価だとSovetsky Sportは書いている。



5部スタート予定


2021年夏、バレンシアとの買取オプション付きのシーズンローン契約にサイン。

現在はセグンダ・フェデラシオン(4部)だが、当時はテルセーラ・フェデラシオン(5部)に所属しているバレンシア・メスタージャからのスタートが予定されていた。

バレンシア地方紙Levante El Mercantil Valencianoの2022年8月の記事曰く、当初は中長期的に見てエリートGKに成長してもらえたらといった希望を込めた4番手という立ち位置での加入。

しかし、同紙は『誰も想像していなかった素早い適応』『プレシーズン最大の驚き』『ボルダラス監督の信頼とエスタディオ・デ・メスタージャの心を掴んだ』と表し、21/22シーズンの開幕戦でGKを務める筆頭候補だと書いた。

そして、その予想通りヘタフェとの開幕戦にスタメン出場すると、開始3分にギジャモンが退場するもソレールが決めたPKの1点を守り切って勝利に貢献。


実は2人目



いわゆるヨーロッパ5大リーグと呼ばれるプレミアリーグ、ブンデスリーガ、セリエA、ラ・リーガ、リーグ・アンの5リーグ。

メディアによっては、5大リーグでプレーしたジョージア人GKはママルダシュヴィリが初めての存在としているが、実は2人目。

ヨーロッパの代表チームに関する詳細がまとめられているEU football infoによると、ジョージア独立後に代表チームに選出されたGKは24人いるが、多くのGKがジョージア国内クラブや有名クラブであってもオランダ、ギリシャ、ロシアなど5大リーグにカウントされないクラブの所属。

但し、唯一、ギオルギ・マカリーゼは08/09シーズン冬から12/13シーズンまで所属したル・マンでリーグ・アンでのプレーを経験。

08/09シーズンにリーグ・アン2試合とカップ戦1試合に出場したが、そのシーズンにて降格したためリーグ・ドゥで30試合程に出場したのちにポルトガル1部やスペイン2部クラブを渡り歩き、現在はジョージア1部イベリア1999に所属。


2世選手


父親のダヴィト・ママルダシュヴィリ氏も元プロ選手であり、元ゴールキーパー。

トルペード・クタイシ、WITジョージア、ボルジョミなどのジョージア国内クラブでプレーし、2007年に引退したのちにジョージア国内クラブの指導者に転身。

ジョージアメディアSPORTALLによれば、2013年頃にメラニ・トビリシを指導し、最近では2016年から2022年までトルペード・クタイシでGKコーチを務めていた。

ジョージア代表選出歴は無いが、トルペード・クタイシに所属していた98/99シーズンにインタートトカップ、WITジョージアに所属していた04/05シーズンにCL予選など、UEFAのコンペティションでのプレーも経験。


奥様はモデル


ジョージアメディアPrimetimeより引用

2021年にモデルのエレーネ・エピタシュヴィリさんとの交際を始め、2024年7月に結婚式が行われた。

奥様との馴れ初めはインターネットでの出会いらしく、2024年6月のジョージアメディアVersiaの記事によると、ママルダシュヴィリは下記の通りにコメント。

恋に落ちている。
彼女は常にサポートをしてくれて、勇気づけてくれる。

3年前にインターネットで出会ったんだ。

その時はバレンシアに居たから、3ヶ月後に直接会った。

互いを理解するのは本当に大切なことで、休みたいと思えば彼女は同意して家に居てくれる。

外出することもあるけどね。

また、近々女の子が生まれることも明かされているが、子供の性別を発表するセレモニーで着用しドレスが注目され、奥様の幼馴染の母親でデザイナーとして活躍するラリコ・ザマシュヴィリさんのデザインであることも話題を呼んだ。
ジョージアメディアBeaumondeより引用



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2024年8月14日水曜日

ラヴィアはリバプールに行くべきだった?


昨夏、一時は最有力と言われたリバプールではなくチェルシーに加入するも、怪我による長期離脱もあって活躍しているとは言えないロメオ・ラヴィア。

移籍前の最後の1シーズン、サウサンプトンで共にプレーしたセオ・ウォルコット氏は、リバプールに行くべきだったと感じているとコメント。

彼はとても才能に溢れた選手だ。

毎週のように彼を見ていたが、懸命にトレーニングをして、恐らくし過ぎたのだろう、あの大怪我を負った。

チェルシーやリバプールに行くという話があり、私は選手としてならリバプールが完璧なクラブだと思っていた。

リバプールの中盤は再建中で、新たな構造だった。

もちろん、選手自身が決められる。

彼のキャリアは少し停滞気味だが、チェルシーでのプレシーズンは本当に良かったし、プレーできることを願うよ。

一緒にプレーした選手たちには注目しているし、うまくやってほしい。

良い若手で、懸命にトレーニングして学びたがっている選手には特にね。

でも、あの時、彼がサウサンプトンから前に進むなら、キャリアにとって最適なクラブはリバプールだと感じていた。

ただ移籍しただけで、話や動向が聞こえなくなってしまうチェルシーの選手たちの1人になってしまうのではと心配しているんだ。

チェルシーが獲得する選手の数だけチャンスを得ることができない良い選手がいて、彼らはただ姿が見えなくなるか、下部リーグはローンに出されるだけなんだ。




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