昨季限りで契約満了となりリバプールを退団し、現在は1月までの短期契約でニューカッスルに所属しているカリウス。
2018年のCL決勝以降、リバプールの公式戦でプレーすることは無かったものの、自身を起用しなくなったクロップとの関係やその後について話しています。
ESPNのインタビュー記事より、カリウスのコメントを抜粋して紹介します。
元記事 → Karius on Premier League return: No 'bad blood' with Klopp over Liverpool exit
リバプールでの最後の試合となったCL決勝レアル・マドリー戦から、4年以上が経った。
キエフでのあの試合、ミスを犯した元マインツのGKはのちに脳震盪を起こしていたと明らかになったにも関わらず、数週間後にはクロップはアリソンを起用し、カリウスをファーストチームに選出することはなかった。
9月にニューカッスルと短期契約を結び、エディ・ハウはシーズン終了までの延長を希望している。
【元リバプールウォッチ👀】
— Liverpool FC Transfer Centre (@LiverpoolTrans5) September 12, 2022
カリウス/フリー➡️ニューカッスル
負傷したダーロウの代役として、1月までの短期契約。
更にシーズン終了までの延長オプション付き。
ひとまずはチームが見つかって良かった。
頑張って🙌🏻🥳
[@NUFC] https://t.co/EbWAi2zTO0
レアル・マドリー相手の敗戦後、ベシクタシュへ2シーズンとウニオン・ベルリンとローン移籍を繰り返しており、リバプールでは1試合も出場していない。
しかし、あの試合がリバプールでのキャリアが犠牲になったと認めつつも、リバプールでの終わりの時期にクロップにどう扱われたかを気にしていないと明かした。
2021年、リバプールでの時間が終わり移籍を考えていたが、実現させるのは難しい状態だった。
チャンスはないと理解していながらも、リバプールに残るしかないという状況に陥った。
クロップとはオープンに話し合った。
確執はないけど、最初からこの状況であると理解するのは難しかったよ。
昨季はマッチデイスカッドから外されたこともあって、勝ったり負けたり、チームと一緒に行動するら感覚を少し失ってしまった。
その感覚が恋しいよ。
自分が試合に出られないことが分かっている以上、ポジティブに仕事を続けることは簡単ではないけど、そこから多くを学び、トレーニングでベストを尽くして精神面でもポジティブであり続けようとした。
1部リーグや代表チームで200試合以上プレーしてきたし、自分のクオリティは分かっている。
自分がもたらせるものがたくさんあることも分かってい。
まだ30歳を過ぎたばかりだし、ゴールキーパーとしては決して高齢ではない。
もちろん昨季は大変だったけどね。
これまでカリウスがニューカッスルで出場したのは、W杯期間を利用してサウジアラビアで行われた親善試合のみ。
【元リバプールウォッチ👀】
— Liverpool FC Transfer Centre (@LiverpoolTrans5) December 9, 2022
カリウス/ニューカッスル
🇸🇦ディルイーヤ・シーズン・カップ
アル・ヒラル 0-5 ニューカッスル
W杯の中断期間を利用して🇸🇦で行われた親善試合にスタメン出場。
前半のみの出場ながら、2つの好セーブを見せて無失点での勝利に貢献👏🏻
images via @NUFC pic.twitter.com/sFWj162MkJ
しかし、あのCL決勝の記憶からは逃れられないと受け入れつつも、自身のキャリアが前に進み出したと話す。
その(メンタルをポジティブに保とうとした)おかげで他のクラブに行くことができた。
そうでなければ、この移籍は起こらなかったかもしれない。
このこと(CL決勝)については全てを話してきた。
あのことを話し続けるのは疲れるけど、それがフットボールであり、物事は起きてしまうもの。
俺の場合は不運なことがたくさんあったけど、もうそのことは考えない。
フットボールでの4年間は8年や12年のように感じる。
トルコやドイツでスポットライトを浴びることはなかったから、イングランドでも存在感はなかった。
でも、イングランドの人々は俺のことを知っている。
(リバプール退団後)3ヶ月に亘って1人でトレーニングをしていたからニューカッスルに馴染むために時間やトレーニングが必要だったけど、準備はできた。
今はトレーニングにとても満足しているし、これからの試合でもそれを披露できると思っている。
この数ヶ月は素晴らしかった。
もちろん、まだプレーはできていないけど、トレーニングの様子やチーム全体から歓迎されたことを考えると、ここでもっと多くのことを成し遂げられると信じている。
短い期間ではなく、長い期間ここで活動することが目標だ。
ポープが1番手として、ドゥブラフカの退団とダーロウの負傷離脱が重なった事でニューカッスルに加入したものの、ダーロウ復帰以降はベンチ入りしない試合もありました。
こんなこと言いたくないし、そんなこと思ってもいないけど、「CL決勝でやらかしたGK」というレッテルは今後も付いて回ると思う。
でも、ニューカッスルでなのか別のチームなのかは分からないけども、その不名誉なレッテルを払拭するような活躍をしてくれると信じています。
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