先日、Kevin Keegan さんとの動画にて動向が知りたいと触れたヨルディ・ブラウワーについて諸々調べたところ、2023年1月2日付のオランダメディア Voetbal International にてプロフットボーラーから別のプロへと転身を遂げていたと報じられていた。
Kevin Keegan さんの動画はこちら↓
カジノとの出会い
退屈しのぎのためにカジノに行くこともあったブラウワーは、自身の加入から1年後にリバプールにやってきたオランダ人MFフィンセント・ウェイルと過ごした夜について語る。
当時の主力であったヨッシ・ベナユンが後ろのテーブルで大金を賭けるのを見て、彼に勝利のアドバイスをした。
私たちがプレーした時とは少し違う金額だった。彼は私たちが1年かけて得た金額を2週間で得ていた。
ベナユンに対し『17に賭けて』と助言すると見事に的中。
彼は賞金の一部を私たちに渡そうとしたんだけど、断ったよ。
プロ選手キャリアの終わり
ADOデン・ハーグからアヤックスのユースへと引き抜かれると、ファン・デル・ヴィール、フルノン・アニタ、アルデルヴァイレルトらとともにプレー。
2年連続で得点王となったフォワードの才能はプレミアリーグクラブの目に留まり、2007年夏にジェラードやトーレスらが所属していたリバプールに加入。
しかしリバプールでのプロデビューは叶わずにRKCワールワイクへのローン移籍を選択するが、そこで中足骨を骨折してしまう。
1年後には双方合意の下でリバプールとの契約を解除すると、古巣ADOデン・ハーグやアルマレ・シティに所属するも成功せず、結局はアマチュアリーグに低迷。
プロフットボーラーとしてのキャリアが潰えたことで新たにお金を稼ぐ方法を見つける必要があり、そこでカジノと再会した。
ある木曜日の夜、ADOに所属していたチームメイトでカジノにポーカーをやりに行ったのが始まりだ。
何度か参加したけど、本当に楽しかった。
どんなポーカープレイヤーでも最初はお金が掛かる。
いわゆる授業料と呼ばれるものだ。
現在はプロの…
2022年7月に6部であるエールステクラッセのVUCデン・ハーグに加入したと発表されたが、ポーカーの魅力に取りつかれているブラウワーは週に5〜6回はカジノに足を運び、10年前からはプロのポーカープレイヤーとして活躍。
ルーレットは純粋なギャンブルで、ボールがどう転がるかに左右される。
ポーカーは自分の手の中にある選択肢が多い。
誰かがフラッシュを持っていて、私がオールインしたなら相手の勝率は20%だから、5回に1回は負ける。
だから、常に論理的なことをやり続ければ数パーセントでも優位に立てるんだ。
例えばオールインして80%勝てると分かっていても、それは5回に1回は負けることを意味する。
最初は『きちんとやったのに負けるなんて』と思っていたけど、今はそれが日常になってきて、スマートにプレーすれば長い目で見たら必ず勝てると分かった。
ポーカーには負けを受け入れることも必要で、多くの人はお金を追いかけてしまうけど、それではもっと負けてしまうだけだ。
以前、オランダとロンドンでポーカーのトーナメントに参戦した経験を持つ彼は、いつかはアメリカでのトーナメントに参戦したいという夢がある。
今はフットボールやまだ小さい子供のこともあるから難しいけど、将来的には面白い選択肢だと思う。
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