他国にルーツや関わりがあると明確に分かった21人の選手について、7人ずつ3回に分けて…と思ったのですが、2人が追加で判明したので②と③は8人ずつ紹介。
前々回はこちら→他国にルーツや関わりを持つ選手たち①
前回はこちら→他国にルーツや関わりを持つ選手たち②
コーディ・ガクポ
オランダとトーゴの二重国籍。
トーゴ人の父親とオランダ人の母親のもとに生まれたが、父親にはガーナ系の血も流れている。
2023年6月、トーゴ協会からトーゴ代表を選択するようアプローチを受けていたこと、アフリカ最貧国の1つでもあるトーゴを訪れて食べ物を配布したことが ESPN Netherland にて報じられた。
イブラヒム・コナテ
フランスとマリの二重国籍。
マリ人の両親のもとにパリで生まれ、2022年2月にはクンデやウパメカーノらに阻まれてフランス代表に招集されていなかったことからマリ代表が説得に動いていると Dailymail が報じた。
一時はマリ代表を選択するとされたが、2022年6月のネーションズリーグに向けたフランス代表に初招集され、6月10日のオーストリア代表戦でデビューを果たした。
ジョエル・マティプ
カメルーンとドイツの二重国籍。
ドイツ人の母親とカメルーン人で元プロ選手の父親のもとに生まれた。
兄マーヴィンは主にドイツで、従兄弟ジョゼフ=デジレ・ジョブはイングランドやフランスで活躍した元プロ選手であり、どちらもカメルーン代表経験がある。
フィルジル・ファン・ダイク
オランダとスリナムの二重国籍。
オランダ人の父親とアフリカ系スリナム人の母親のもとに生まれた。
母親ヘレンさんの名字はチン・フォ・シーウといい、 Titan Sports のツイートを引用した Asia United の記事によると1920年代に中国の広東地方からスリナムに移住したチン・フォ・シーウ(陈火秀)という一族に由来しており、中国人の血も引いていることになる。
ファビオ・カルヴァーリョ
ポルトガルとイングランドに加え、アンゴラ国籍も保有。
アンゴラ人の父親とポルトガル人の母親のもとに生まれ、ベンフィカでもプレーしたが11歳の時に家族でイングランドへ移住。
アンゴラ代表とポルトガル代表はもちろん、10歳以降18歳に達する前から少なくとも5年の居住歴という条件を満たしているためイングランド代表も選択可能であり、U-18まではイングランド代表だったがU-22からはポルトガル代表を選択した。
ジェイデン・ダンス
イングランドとガイアナの二重国籍。
父親はかつてスクールボーイとしてリバプールと契約してスクール・オブ・エクセレンスに通ったのち、クリスタル・パレスなどで活躍した過去を持つニール・ダンス氏。
曽祖父がガイアナ人であり、2015年には父ニール氏がガイアナ代表デビューを果たしている。
カリーム・アーメド
エジプトとイングランドの二重国籍。
イングランド在住のエジプト人両親のもとに生まれ、地元チームでのプレーがエバートン、マンチェスター・シティ、リバプールの関心を惹きつけた。
自身のアイドルであるサラーが所属するリバプールを選んだとされ、2022年2月にはU-18エジプト代表に招集された。
ハーヴェイ・ブレア
イングランドとジャマイカの二重国籍。
ハダースフィールド在住のジャマイカ系移民の家族のもとに生まれたため、イングランド代表とジャマイカ代表のどちらとも選択可能。
2023年2月、アメリカメディア Bleacher Report がジャマイカ代表の新ユニフォームをツイートした際、モデルの一人を務めていたことでジャマイカ代表を選択するのではと話題になった。
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