2023年8月13日日曜日

サラーをマンチェスター・ユナイテッドなどに推薦した



The Athletic の Scouting Africa: ‘It’s the most undervalued market in world football’ (スカウティング・アフリカ、世界のフットボールで最も過小評価された市場)との記事より、エジプトに本拠地を置いて活動する南アフリカ出身のジェレミー・シーサル氏のコメントを引用。

記事によると、シーサル氏は複数のクラブが参加するアカデミーグループ Right to Dream のリクルート部門に務めているが、12年前はアヤックス ・ケープタウンでコーチングとスカウティングをしつつ、ユーストーナメントのレポートをヨーロッパクラブに送っていた。

当時、南アフリカではU-20アフリカ選手権が開催されており、シーサル氏がリストアップした大会トップ10選手リストのうち、No.2が当時アラブ・コントラクターズに所属していたサラー。

彼は右ウィングにいて、とても速く走り、シュートのための形を作り、カットインしてコーナーに流し込む。

全て、今リバプールでやっていることだ。

彼は特別だったが、エリートレベルがどのようなものか見分けるのは難しい。

ビッグクラブはサラーのことを知らなかったようだったから、私はアヤックス、PSV、マンチェスター・ユナイテッドに彼を推薦した。

全く音沙汰がないか、『ありがとう、伝えておく』といったメールを受け取っただけでフィードバックはなかった。

同氏はアヤックスのクドゥス、サウサンプトンのスレマナ、ブライトンのアディングラらを Right to Dream に連れてきたことでも知られるほか、マンチェスター・シティのスカウト職に就いていた頃は既にヨーロッパに渡っていたアフリカ人選手に注目。

当時フランス2部リーグ・ドゥのメス所属のサディオ・マネをトップタレントとして猛プッシュしたが、アフリカから直接スカウトをすることの難しさを感じたともコメント。

シティは彼が軽すぎると思っていたようだが、彼のプレーは全く予測不可能なものだった。

ほとんどのヨーロッパのスカウトがなぜアフリカ人選手を見過ごすのか理解できなかったが、今になって微妙なニュアンスやヨーロッパのクラブを遠ざけるような機微があることに気づいた。

Right to Dream はガーナやエジプト、デンマーク、アメリカなどにアカデミーや支部があり、デンマークのノアシェランやエジプトの FC TUT とも提携。

リバプールの関係者としては、2021年9月にイスタンブールの奇跡のメンバーであるジミ・トラオレが Right to Dream のインターナショナルアカデミーコーチに就任したとノアシェランが発表していた。




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