複数のヨーロッパクラブからの関心が噂されるフルミネンセ所属のブラジル代表MFアンドレ(22歳)について。
フルミネンセの姿勢
7月半ば頃に関心、8月初旬には正式に接触と報じられていたが、最新の報道は8月10日付のブラジルメディア Globo Esporte の記事。マクアリスターの古巣であるアルヘンティノス・ジュニアーズを下したコパ・リベルタドーレス準々決勝に進出したフルミネンセは、中心選手であるアンドレを残留させるべく関心を示すクラブとの戦いを強化。
現時点で獲得に関心若しくは打診をしているのはフラム、リバプール、スポルティングCPなど。
フルミネンセとしてはシーズンが終了する年末までチームに残したい意向ではあるものの、ヨーロッパの市場が9月1日まで開いていることから残留させるべく厳戒態勢が敷かれている。
関心を示すクラブ
-フラム
フラムからの関心は新しいものではない。7月半ばにスペインメディア AS が報じたように今年1月に2000万ユーロを提示するも、2500万ユーロを望むフルミネンセに断られた。
マルコ・シウヴァ監督はパリーニャとハリソン・リードを補う理想的な選手と考えているが、コパ・リベルタドーレスはもちろんのこと、アンドレ個人としてもブラジル代表デビューなどもあって注目度や評価額も上昇したことから移籍は簡単ではない。
-スポルティングCP
8月初旬にポルトガルメディア A Bola が、『明日の百より今日の五十(大きくて不確実な将来の利益より、小さくても確実な今の利益の方が役に立つ)』とのことわざは、マヌエル・ウガルテを忘れるために守備的MFを求めてスポルティングCPがマーケットにいることをよく表していると報道。スポルティングCPにとってはメインターゲットであり、長く活躍できる大きな将来を備えた選手と見ている。
2024年までフルミネンセ残留となる可能性については驚いておらず、ウガルテとは少し 違ったタイプながらレッチェのデンマーク代表MFモルテン・ヒュルマンド(24歳)もターゲットとしている。
-リバプール
A Bola はファビーニョの代役と見ていると報道。現時点で正式オファーは提示しておらず、他クラブ同様に2024年まで当てにできない状況を評価するように求められている。
8月10日付の Globo Esporte は『あくまでも最優先はラヴィアであり、その点はフルミネンセファンには安心材料か』と書いたものの、モイセス・カイセドに振られ、ラヴィアもチェルシー移籍が噂される今から状況は変わるのかどうか。
2019年にも注目
2019年末、当時リバプールがクラブワールドカップを制覇したばかりだったこともあり、ブラジルメディア O GLOBO が『世界王者リバプール、フルミネンセU-20の有望株2人に注目』とのタイトルで、フルミネンセからワトフォードに加入したジョアン・ペドロと同じ道をウォレスとアンドレが辿るかもしれないと書いた。当時U-20チーム昇格1年目だった2人が参加するコパ・サンパウロをリバプールが視察するとの内容。
パストゴールの攻撃面で目立つウォレスは海外クラブへの条項として1億3500万レアル(3000万ユーロ)があるとされたが、テクニックやリーダーシップに秀でているとされたアンドレに関する条項などは言及されず。
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