2022年6月12日日曜日

ローンウォッチ👀 (アカデミー編②)



ローンウォッチ👀(アカデミー編②)。

①では伝えきれなかった残り5名について。

①はこちらからどうぞ → ローンウォッチ👀(アカデミー編①)




マッテオ・リタッチオ



生年月日 :2001年10月4日(20歳)
移籍先  :チャールストン・バッテリー(アメリカ2部USLチャンピオンシップ)
ポジション:セントラルミッドフィールダー
成績   :14試合0ゴール・0アシスト



イタリア系アメリカ人選手で、2018年にアメリカの BW Gottschee からリバプールU-18に加入。

これまでU-18プレミアリーグやプレミアリーグ2でプレーしていたが、2022年2月にキャリア初となるローン移籍でチャールストン・バッテリーへ。

アメリカ2部にあたるUSLチャンピオンシップは春秋制を採用しており、3月から2022年シーズンがスタートしたもののリーグ戦12試合とカップ戦1試合を終えた段階で未だに出場機会はおろかベンチ入りもなし。

ツイッターなどで検索するも怪我に関する情報もなく、メンバー外が続く理由は不明。

リバプールではボックス・トゥ・ボックスタイプの選手として評価されており、2021年5月には新契約を結んでいる。



ジェイク・ケイン



生年月日 :2001年9月2日(20歳)
移籍先  :ニューポート・カウンティ(リーグ2)
ポジション:セントラルミッドフィールダー
成績   :28試合0ゴール・2アシスト



序盤戦はベンチ外が多く第13節を終えて出場試合は2試合、時間は62分と苦しい状態。

2021年10月に監督が代わると起用され始め、初スタメンとなった第14節ブリストル・ローバーズ戦ではフル出場しアシストを記録。

その後は途中出場も数回ありながらも定期的に起用され、スタメン出場すればほぼフル出場と好調を維持していたものの、2022年3月に脇腹を痛めてしまい4試合連続でベンチ外。

チームは終盤前に4位まで順位を上げるもケインの離脱とともに成績が上向かなくなり、最後の10試合で3勝1分6敗と失速し11位でシーズンを終えた。

ケインを積極的に起用したロウベリー監督は『テクニック、戦術を理解する力、試合の流れを理解する力など天性の才能を備えている。』とケインを高評価していた。



ヤクブ・ユルジンスキ



生年月日 :2003年2月19日(19歳)
移籍先  :カーナーヴォン・タウン(ウェールズ1部ケムリ・プレミア)
ポジション:ゴールキーパー
成績   :31試合47失点・9クリーンシート



今季チームがこなした全35試合のうち、代表招集2試合とベンチ外3試合を除く31試合でフル出場。

上位6チームによるチャンピオンシップラウンドを経て、リーグ戦ではクラブ史上最高位となる4位フィニッシュ。

スコティッシュ・チャレンジ・カップ出場権を懸けたプレーオフではカーディフ・メトロポリタン戦はクリーンシート、決勝フリント・タウン戦では延長を含め120分間フル出場し優勝に貢献。

契約内容はトレーニングをリバプールで行い、試合映像をリバプールが分析するという珍しいものだった。

カーナーヴォン・タウンのウェイズ会長はプレーだけでなく試合やトレーニングに臨む態度などの人格面を評価し、『リバプールは彼を誇りに思うべきだ』と絶賛。



リアム・ヒューズ



生年月日 :2001年8月19日(20歳)
移籍先  :ステイリブリッジ・セルティック(イングランド7部ノーザン・プレミアリーグ)
ポジション:ゴールキーパー
成績   :10試合15失点・2クリーンシート



2022年1月7日にローン移籍が発表され、1月12日のアザートン・コリアーズ戦でデビュー。

そのデビュー戦でPKをストップし勝利+クリーンシートに貢献。

その後は数試合に1度の欠場を挟んで3月までに10試合に出場。

リバプール側からの公式発表では契約期間についてシーズン終了までとしていたが、ステイリブリッジ・セルティックの公式ホームページでは3月8日退団とされている。

ヘイワース監督は獲得の理由として主力GKの2人に怪我が続いたことを挙げていたことから、2人が復帰したため早期にリバプールに帰還したと思われる。



レイトン・クラークソン

画像:Lancashire Liveより引用


生年月日 :2001年10月19日(20歳)
移籍先  :ブラックバーン・ローバーズ(チャンピオンシップ)
ポジション:守備的ミッドフィールダー
成績   :7試合0ゴール・0アシスト



初スタメン・初出場となった第4節WBA戦ではカウンターから右足アウトサイドのパスでブレアトンのゴールを演出する好スタートを切る。

数試合の控えを挟みつつ、第13節QPR戦では初のフル出場。

しかし、第18節ブリストル・シティ戦で23分間プレーして以降は6連勝と絶好調のチームとは裏腹に出場機会が全くなく、2022年1月2日の第26節ハダースフィールド・タウン戦でベンチ外になった後にローンを切り上げてリバプールに復帰することが発表された。

モウブレイ監督はチームが好調で機能している以上はシステムを変えることはなく、そのシステムの中では出場機会を与えることができなかったとコメント。

クラークソン本人は生まれ故郷であり幼少期から応援していたチームでのプレーについて、自身のインスタグラムに『ブラックバーンが関心を持ってくれたと聞いてから、行きたい場所は1つだった。計画通りにはならなかったけど、居心地良く過ごさせてくれたチームの皆んなやファンに感謝したい』と投稿した。



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