2023年1月26日木曜日

モイセス・カイセド、新たなエージェンシーほか



リバプールを含め、多くのクラブから関心を寄せられているブライトンのモイセス・カイセド。

チェルシーのオファー、新たな代理人、ブライトン公式でのコメントとの3つの話題を。





チェルシーからのオファー



The Athleticのデイヴィッド・オーンスタイン氏曰く


チェルシーはモイセス・カイセド獲得のために£5500万を提示したが、ブライトンにより拒否された。

ブライトンのスタンスは、彼の価値がチェルシーの提示額よりも遥かに高額であり売り物ではない、今回届いたオファーは受け入れるどころか検討にすら値しないというもの。



2021年2月に母国エクアドルのインデペンディエンテ・デル・バジェからブライトンに加入した際の移籍金は€500万ほど。

2021年8月24日のリーグカップ2回戦カーディフ・シティ戦でデビューしたのち、8月31日にジュピラーリーグのベールスホットへのローン移籍が発表されるも2022年1月にセントラルMFの不足から呼び戻され、同年4月にプレミアリーグデビュー。

元々リバプールなどは母国でプレーしている頃から関心を示すも代理人が要求する手数料の金額がオファーを遠ざけていたとされる。

ただし、今や手数料が気にならないほどの金額で売却できるまでの選手となり、今回ばかりはその高額な手数料を支払ってでも獲得すると決断したブライトンのアシュワースSD(当時、現ニューカッスル)らの先見の明の勝ちか。


新たな代理人




ファブリツィオ・ロマーノ氏のツイートによれば


公式。モイセス・カイセドは新たなエージェンシー(代理人)にFutbol Divisionを選択し、エージェンシー側の発表によって確認された。

1月の移籍市場終盤に注目すべきケースの1つだ。

ブライトンは残留させたいが、チェルシー、リバプール、アーセナルは彼の状況をよく知っている。



とされ、上記3クラブがよく知っている状況とは何かというと、ロマーノ氏自身が引用した1月5日付のツイートの最後の一文。



preparing for his future move.
将来の移籍に備えている。

というもの。

上記の通りチェルシーが巨額オファーを断られ、更にはブライトンは£7500万と評価していると噂されるなど1月の獲得は難しいとされるが、今回カイセドがエージェンシーを変更したのは将来の移籍に備えてのことというのが専らの見方。

"カイセドが移籍を目指している" という状況をよく理解しているリバプール、チェルシー、アーセナルは1月に動くのかどうか。

個人的にはリバプールは動かない、ロマーノ氏などが報じた通り夏のベリンガムかマテウス・ヌネス獲得に向けて動かないと思う。

ベリンガムとマテウス・ヌネス獲得に失敗して、カイセドなら…と動くも間に合わず、なんてことにならないよう願う。


ブライトン公式でのコメント




チェルシーのオファー拒否、代理人の変更と続き、最後はブライトン公式でのカイセド自身のコメント。


将来についてメディアによって推測されているが、モイセス・カイセドは "扉を開いてくれたクラブ" でのプレーに満足していると語った。

『ブライトンに集中している。ここに居て、毎日プレーしている。外のことには悩まされないし、ここだけに集中しているからそんなことに集中力を奪われることもない。』

『一番難しいのは、また寒くなってきたことだ。他には何もないよ!あとは上手くやることと、ブライトンの良い順位のために戦うことに集中している。常に良くなっていて、試合ごとに進化がある。互いを理解しているんだ。』

『ロベルト(・デ・ゼルビ監督)は、ピッチの上で常に上手くやれるように自信を与えてくれる。後ろからボールを出すことについて手助けしてくれた。よく学んだし、そのプレーを楽しんでいる。彼が好むシステムであり、それを楽しんでいる。』



数日前、デ・ゼルビ監督は『今季を一緒に終えるのが一番だが、それを常に確信することは難しい。』としつつも、『ここ数試合のようなプレーを続けるなら、夏に違うチームに移籍する可能性もあるだろう。』 と話し、あくまでも移籍の可能性があるのは夏であると主張。

そして、エクアドルでプレーしていた自分を受け入れ、ハイレベルな環境に連れ出してくれたブライトンに尽くすというカイセド本人からの意思表示。

市場閉幕まで、今日27日を含めてあと5日間。
筆者としては1月中のリバプールの補強は無いと考えていますが、皆さんはいかがでしょうか。

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