2023年2月19日日曜日

【あの人はいま】ボビー・ダンカン



第1弾のジェローム・シンクレアに続き、第2弾はボビー・ダンカン。

彼のキャリアに何が起きたかを覚えている方は多いと思いますが、そんな彼の現在までを追います。



プロフィール


生年月日:2001年6月26日(21歳)
国籍:イングランド
代表:元U-17イングランド代表
ポジション:センターフォワード


リバプール加入以降

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15/16シーズンにマンチェスター・シティ下部組織で66ゴールを挙げ、残留を望むシティは魅力的なプロ契約を提示したが、同クラブが有力選手の獲得を続けていたことでファーストチーム昇格への道がブロックされていると感じて拒否。

2017年夏にチームを去っていたもののシティでの登録が残っていたため1年間の無所属期間を経て、2018年夏にリバプールと3年契約を結んだ。

ウィストン生まれ、ハイトン育ち、プレスコット在住と生まれも育ちもマージーサイド、そしてスティーヴン・ジェラードの従兄弟であり生粋のリバプールファン。

そんな彼はFAユースカップ決勝マンチェスター・シティ戦で終了間際に同点ゴールを挙げて優勝に貢献するなど、18/19シーズン全体で32ゴールを記録する活躍を披露し、2019年7月のプレシーズンマッチでファーストチームデビューを果たす。

しかし、フィオレンティーナからの関心などが噂され始めると、翌8月には当時の代理人サイフ・ルビー氏が本人の意志に反してリバプール残留を強いられ、『彼は精神的に虐げられている』と主張。

リバプールはその主張を即座に否定し、キャラガーらは成長のために残留すべき、カップ戦ならベンチ入りできるとコメントするも捩れに捻れた関係は修復できず、翌9月に€200万でフィオレンティーナへ移籍。


リバプール退団以降

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フィオレンティーナではプリマヴェーラに所属するも出場機会は12試合のみで、4ゴールを挙げたとはいえファーストチーム昇格は叶わず。

実現こそしなかったものの冬の市場ではサンダーランドへのローン移籍話が浮上するなど、フィオレンティーナ加入から1年と経たないうちにイングランドへの復帰が噂され始める。

そして2020年1月に先の項目で登場した代理人サイフ・ルビー氏と決別し、9月にダービー・カウンティ加入が発表されると自身のインスタグラムにて『前回の移籍を推し進めた方法は間違っており、不要なものだった。』とコメントするとともに、移籍を認めてくれたリバプールやフィオレンティーナへの感謝を投稿。

だが、この移籍もキャリアが好転するきっかけにはならず、20/21シーズンはダービー・カウンティのファーストチームでの出場機会はFAカップの1試合のみで、試合もノンリーグのチョーリーに敗れたため出場機会を得る可能性があるカップ戦でも敗退。

21/22シーズンはローン移籍を見込んでプリマス・アーガイルのトレーニングに参加するもクラブ間合意に至らず、公式戦出場は無し。


騒動の真相は2人のみぞ知る


2022年9月、talk SPORTにて元代理人サイフ・ルビー氏が『実際には、私は残るようアドバイスをした。分かってもらいたいのは、選手であれ誰であれ、助けを求めてきた人を助けることが私の仕事。』とコメントし、リバプール退団騒動は飽くまでもボビー・ダンカンに求められたためだと仄めかした。

それを受けてボビー・ダンカンは、自身のツイッターにて


互いに真実を知っている。

私のキャリアを危険に晒し、地元の少年を故郷のクラブから遠ざけ、私と家族をバラバラにすることをあなたが勝手に決めたのだから、私は何も決めていないし言っていない。

この4年間、私は一度もこの件について話したことがない。
キャリアを取り戻すことが最優先だったからだ。

それなのに、ラジオの生番組で私の名前を出す権利があるとでも思っているのだろうか。
真実は時が来れば、私自身が語る。

キャリアをあなたに任せるべきではなかった。

私は厳しい教訓を学んだ。
他の若手のキャリアをも台無しにしてしまう可能性もあるのだから、あなたも学んでいることを祈るばかりだ。

最後にハッキリさせておきたいのだが、あなたが真っ先に決めたことであり、アドバイスなど無かった。



と投稿し、すぐに削除。

大活躍していたスリリング・スリーの存在を考慮すれば、3年契約を結びながらも1年目から現実を目にして移籍を希望する可能性はあるだろうし、サイフ・ルビー氏のコメントの通り他クラブからの関心を利用して移籍希望を押し通すのも1つの手だということも分かる。

ただ、18歳の選手が『クラブから虐められている』と主張する案を思い付くとは思えず、本人の意志が影響しているとしても主導したのはサイフ・ルビー氏で間違いないと筆者は思う。

当然強引な手段を取ることをボビー・ダンカンも了承したのだろうし、その点では本人にも責任があるが、その手段しかない若しくは上手くいくと18歳の少年に信じ込ませて唆した。


変わらず苦しい現在



ダービー・カウンティとの契約が満了した2022年夏、セグンダ・ディビシオンRFEF(スペイン3部)のRBリネンセと2025年夏までの3年契約を結んだ。

RBはレッドブルグループとは関係無く、レアル・バロンペディカの頭文字。

登録上の問題で第8節までスカッド入りできず、スカッド入り後も出場機会はなかなか巡って来ず。

ようやく第15節アルヘシラス戦で70分から途中出場しデビューを果たすも、気合いが空回りしたのかすぐにファールでイエローカードを提示され、それ以外に目立つシーンは無かった。

1月末の2試合はともにスタメン出場したがチャンスに絡むことはできず、どちらも60分ほどプレーしたのちに途中交代。

直近2試合ではベンチ入りからも外れており、更にはこの記事を書いている2月19日に行われる第24節サン・フェルナンド戦でもベンチに入っていない。

出場4試合で0ゴール・0アシストと、スペインでのキャリアも苦しいスタート。

輝かしいキャリアを送る才能は間違いなくあるだけに、道を誤らなければと思わずにはいられない。

再起を願って、ヴィオラ時代のスーパーゴールを1つ。

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