アドリアンやケレハーに退団の噂がある中、ここ半年ほどで見掛けたゴールキーパーの噂をまとめて紹介。
ロン=ロベルト・ツィーラー
所属：ハノーファー96
国籍：ドイツ
年齢：34歳
報道元：BILD
報じられた2023年1月の時点では、まだ交渉は行われていないもののクロップが探す新たな控えGK候補者リストに名前があるとされた。
現行契約は2023年6月までだが、25試合に出場すれば2024年まで自動延長される条項があり、この記事をまとめている最中に行われているブラウンシュヴァイク戦でこの条項を達成。
しかし、ハノーファーのマルクス・マンSDは2022年11月に『新たな契約延長交渉をする必要はないと考えている。』とコメント。
2010年から2016年と2019年から現在の2度に亘り所属し、300試合以上に出場している第二の故郷である同クラブでの将来を明確にしたかったツィーラーは、契約延長交渉を拒まれたことに失望。
ドイツメディア BILD は、リバプールが本気になればツィーラーは移籍を嫌がることはないだろうとしている。
パトリック・ドレヴェス
所属：SVザントハウゼン
国籍：ドイツ
年齢：30歳
報道元：BILD
2022年11月、ドイツメディア BILD がトップクラブが新戦力を求めて3部降格の可能性と戦っているSVザントハウゼンに接触することはないが、そんな中でリバプールがドレヴェスに問い合わせをしたというから驚きだと書いた。
ヴォルフスブルク下部組織からボーフムなどを渡り歩き、2部から4部のクラブで150試合以上に出場しているが1部での出場機会はない。
BILDは降格したビーレフェルトからシュテファン・オルテガが控えGKとしてマンチェスター・シティに加入し、3年間でボーナス込みの総額1,000万ユーロを得る契約を結んだことを挙げ、年俸50万ユーロのドレヴェスも魅力的な契約を結べるとも報道。
但し、リバプール以外にもブンデスリーガやツヴァイテリーガのクラブを含めて多くの関心が寄せられる中、2022年12月にSVザントハウゼンとの契約延長が発表されており、移籍の可能性は限りなくゼロに近い。
ジョルジェ・ペトロヴィッチ
所属：ニューイングランド・レボリューション
国籍：セルビア
年齢：23歳
報道元：Mirror
2023年3月初め、ともにGKを探しているマンチェスター・ユナイテッドとリバプールが獲得を考慮していると報じられた。
リバプールはアドリアンとケレハー退団の可能性に備えて、マンチェスター・ユナイテッドはヒートンの退団やバトランドがローン契約満了、更にフォレストへのローンから復帰するディーン・ヘンダーソンが来季も残留するとは思えないため。
2022年4月にセルビアのチュカリチュキから加入したばかりながら、そのパフォーマンスはマンチェスター・ユナイテッドは控えとしだけでなく長期的にはデ・ヘアの後継者になり得ると見ていると言われるまでに高評価。
両クラブともオファーを提示すると決めた訳ではなく、今季終了後に獲得に動くかどうかは現時点で不明。
開幕したばかりの今季のMLSでは第4節を終え、4失点したロサンゼルスFC戦以外はクリーンシートを記録し、3勝1敗の2位という好スタートに貢献。
バルト・フェルブルッヘン
所属：アンデルレヒト
国籍：オランダ
年齢：20歳
報道元：HLN
2023年3月18日、リバプールやマンチェスター・ユナイテッドが関心を示し、彼のプレーがクロップとテン・ハフを魅了したとベルギーメディア HLN が報じた。
足元の技術が優れており、後方から組み立てることを望むチームには大きな武器となる。
2022年7月、同年5月までアンデルレヒトを率い、6月からバーンリーの監督に就任したコンパニ監督が当時第2GKだったフェルブルッヘンの引き抜きを試みるも500万ユーロのオファーを拒否され、1月にも再度拒否された。
3年前に30万ユーロでNACブレダから加入したが、現在では1,000万ユーロ以下では移籍しないことは確実と言われる。
HLN は、アンデルレヒトはもう1シーズンは残留させたいとしているが、財政的な面から夏に彼を手放さざるを得ない可能性もあると指摘。
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