マテウシュ・ムシアロウスキの退団報道が浮上。
故郷ポーランドのUKS SMS ウッチに所属していた2020年7月末頃にリバプールとの合意報道が為され、8月初旬には正式加入との報道と共にインスタグラムのプロフィールがリバプールのシャツを着たものに変更された。
UKS SMS ウッチでの80試合130ゴールという驚異的な実績は本物で、リバプールでの初の試合となったプレシーズンのクルー・アレクサンドラ戦ではゴールも記録。
その他にもトレーニング中の様子が評価されてU-18チームに合流すると、マーク・ブリッジ=ウィルキンソン監督も『すぐに定着した』と称賛され、翌2021年7月には初のプロ契約にサイン。
しかし、ファーストチームのトレーニングには参加していても、現時点までに公式戦での出場機会は無く、その理由として驚くべき攻撃の才能に対して守備があまり良くないとする声も。
そして、ポーランドメディアWP Sportowe Faktyがポーランド1部エクストラクラサのグールニク・ザブジェや故郷ウッチのクラブ（古巣UKS SMSウッチかRTSヴィジェフ・ウッチ）と交渉する予定であると報道。
グールニク・ザブジェからの関心は、大宮アルディージャからローン加入している奥抜侃志の去就についてポーランドメディアDziennika ZachodniegoのRafał Musioł氏が完全移籍の可能性は低いと報じていることと関連しているとされる。
移籍の形態について、WP Sportowe Faktyは過去12ヶ月に亘って国内外クラブへのローン移籍が検討されていたとしつつ、ポーランドへの復帰がローンなのか完全移籍なのかについては明言せず。
ただし、複数のリバプール関連サイトやジャーナリストらがこの報道を引用しつつ、リバプールとの契約が2024年までであることを考えると売却もあり得るのではと指摘。
ポーランドのメッシと評され、高く高く期待されていたアタッカーの未来が気になるところ。
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