ラベル Thiago の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル Thiago の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2023年8月20日日曜日

他国にルーツや関わりを持つ選手たち②



他国にルーツや関わりがあると明確に分かった21人の選手について、7人ずつ3回に分けて…と思ったのですが、2人が追加で判明したので②と③は8人ずつ紹介。

前回はこちら→他国にルーツや関わりを持つ選手たち①

アレクシス・マクアリスター

Embed from Getty Images

アルゼンチンとイタリアの二重国籍。

元アルゼンチン代表選手でもある父カルロス氏が The Athletic に語ったところによると、スコットランドからアイルランドを経たのかアイルランドから直接なのかは不明ながら、1800年代中頃にアルゼンチンに渡ったアイルランド系移民の子孫でもある。

Mac Allister や McAllister はマカリスターとも発音され、元々スコットランドやアイルランド方面に多い名字であり、アラステア(アレクサンドロスのスコットランド・ゲール語化)の息子を意味する。


チアゴ・アルカンタラ

Embed from Getty Images

スペインとブラジルの二重国籍。

父親は1994年アメリカW杯優勝メンバーでもある元ブラジル代表のマジーニョ氏。

父の所属クラブの都合でイタリアで生まれだが、5歳でブラジルのフラメンゴの下部組織に加入したのちにスペインとブラジルを行き来し、2010年にバルセロナに加入した。


ポール・グラツェル

Embed from Getty Images

ドイツとイングランドの二重国籍。

マージーサイドに移住したドイツ人の両親のもとに生まれ、U-16までイングランド代表、U-18からはドイツ代表を選択していた。

ドイツ語を話すこともできるほか、2020年にはクラブ公式インタビューで両親共にNHS(国民保険サービス)で働いていることを明かしていた。


ジェームズ・バラギジ

Embed from Getty Images

イングランドとコンゴ民主共和国の二重国籍。

コンゴ民主共和国出身の両親のもとにマンチェスターで生まれたが、現時点までアンダー世代の代表はイングランドを選択。

GOAL曰くリバプールの下部組織を経て6歳でマンチェスター・シティに加入したが、フォーデンやサンチョが通った私立学校セント・ビーズへ入学させることをシティが見送ったため、リバプール復帰を選択してU-11チームに再加入した。


ビリー・コウメティオ

Embed from Getty Images

フランスとカメルーンの二重国籍。

コウメティオという名字はカメルーン在住者が最も多いとのデータの通り、フランスに移住したカメルーン系移民の家系。

2014年に地元リヨンの下部組織に加入した際はウィンガーとしてプレーしていたが、14歳の時にセンターバックにコンバートされた。


Wellity Lucky Omoruyi

Embed from Getty Images

スペインとイングランドの二重国籍。

スペイン・サラゴサで生まれ、レアル・サラゴサの下部組織で育ったのち、U-13チームからリバプールに所属。

Omoruyi はナイジェリアに多い名字であり、またヨーロッパや北中米にも見られることからナイジェリア系移民の血も引いていると思われる。


プリンス・コービー・シセ

画像:Bluechiplfc(Twitter)より引用


フランスとウェールズの二重国籍。

元フランス代表FWジブリル・シセとウェールズ生まれのジュードさんの間に生まれたが、父ジブリルがギニア系コートジボワール人のためアフリカの血筋も引いている。

2022年8月、U-15・16レベルの大会でウェールズ代表を選択したことを母ジュードさんがインスタグラムやツイッターにて明かした。


ケイロル・フィゲロア

Embed from Getty Images

アメリカとホンジュラスの二重国籍。

元ホンジュラス代表且つウィガンで活躍したマイノル・フィゲロアの息子であり、その父が所属していたMLSのFCダラスの下部組織で育った。

ホンジュラス代表はもちろん、父のウィガン移籍に伴って10歳前にイングランドに3年以上住んでいたことからイングランド代表も選択できたが、U-17アメリカ代表招集時に家族の多くが住んでいる国であることを理由にアメリカ代表を選択すると代表公式ツイッターにて明かした。



プレミアリーグランキング

リヴァプールランキング
にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 サッカーブログ リバプールへ

2023年8月1日火曜日

デンマーク期待の若手獲得の可能性?ほか



中盤の補強について、ジャーナリストなどのコメントを紹介。

チアゴ・アルカンタラ/リバプール


グレアム・ベイリー氏(90minほか)
Talking Transfer Podcast

リバプールのレーダーにはセンターバックが掛かっていると思うし、選択肢を増やすために左利きの選手を獲りに行っても不思議ではない。

しかし、彼らがミルナー 、オックスレイド=チェンバレン、ケイタを失い、カルヴァーリョをローンに出したことから中盤の補強に動いたとても驚きはない。

それに、チアゴがサウジアラビアに行ったとしても私は驚かないし、リバプールにはまだやるべきことがある。

それは確かだ。



パトリック・ドルグ/レッチェ・プリマヴェーラ


キングスレイ・オグボド(選手の代理人)
Sport Italia

リバプールが関心を示していることは分かっている。

そういった情報も受け取っているしら彼らは注目し続け、パトリックがどんな選手かを知っていて追い続けている。

バルセロナとマンチェスター・シティもそうだが、以前のインタビューで言った通り彼が今すぐに出て行くことはない。

まだ彼らからオファーはないが、リバプールはオファーをする可能性は高い。

どうなるかは分からないが、彼らは関心を示しているし選手を気に入っている。



ライアン・フラーフェンベルフ/バイエルン


ルディ・ガレッティ氏(Sport Italiaほか)
GIVE ME SPORT

フラーフェンベルフは今夏にバイエルンを去る可能性があり、イタリアクラブからの関心はあるが彼はプレミアリーグを好んでいる。

インテルとバイエルンの間でヤン・ゾマーの交渉が行われた際、ネッラズーリはフラーフェンベルフ獲得交渉について探りを入れたものの高額すぎると考えている。

ユベントス、ACミラン、ナポリも追っている。

現時点ではリバプールのリストにはロメオ・ラヴィアやケフラン・テュラムとともに彼の名前がある。

グレアム・ベイリー氏(90minほか)
Talking Transfer Podcast

まだフラーフェンベルフへの関心があるようだ。

恐らく彼はローンで獲得できるだろうし、ラヴィアはリバプールでスタメン出場するのに十分な経験があるだろうか?

他に2人のミッドフィールダーが加わり、新たに4人のミッドフィールダーがいても驚かないよ。



プレミアリーグランキング

リヴァプールランキング
にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 サッカーブログ リバプールへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

2023年7月8日土曜日

ジェラードが獲得を目指す選手?



ジェラードの新監督就任を発表したアル・イテファクが獲得を目指すのではとされる選手たちについて。

クリスティアーノ・ロナウド擁するアル・ナスル、クリバリ獲得のアル・ヒラル、ベンゼマとカンテ両獲りのアル・イテハド、フィルミーノが加入したアル・アハリ。

政府系ファンドが保有する上記4クラブに対抗すべく、アル・イテファクもビッグネームの補強を目指している様子。


フィリペ・コウチーニョ




現所属:アストンヴィラ
市場価格:1,000万ユーロ
元記事:Dailymail

リバプールでは共にプレーしたほか、2022年1月にはローンでアストンヴィラに加入してジェラードの指導を受けた。

加入直後こそは不振に喘いだバルセロナ時代が嘘のように活躍し、2022年3月時点で当時7試合3ゴール・3アシストを記録していたことでジェラードが完全移籍を望むともコメント。

しかし、実際に完全移籍を果たしたものの、ジェラードのエメリ体制下では成績が下降しつつあり、出場試合数こそローン中と同程度ながら出場時間は半減、ゴール数は5ゴールから1ゴールに。


アルバロ・モラタ




現所属:アトレティコ・マドリー
市場価格:2,000万ユーロ
元記事:Dailymail

アトレティコ・マドリーでの将来が不透明であり、今夏に安値での売却を用意。

移籍に関する最初の話し合いは、アル・イテファクがスペイン代表FWこそがジェラードの最初の獲得選手の1人になるよう説得できると期待する中で行われた。

しかし、イタリアからの関心もあり、CL決勝に進出したインテルやモウリーニョ率いるローマも関心を寄せている。


ジョーダン・ヘンダーソン


現所属:リバプール
市場価格:1,000万ユーロ
元記事:Dailymail

ジェラードの最初のターゲットとして、元チームメイトの1人が選択される可能性がある。

リバプールで12年を過ごす33歳はまだ2025年までの契約があり、キャリアのこの時点でサウジアラビアの好景気に誘惑されるかどうかは分からない。


ピエール=エメリク・オーバメヤン


現所属:チェルシー
市場価格:400万ユーロ
元記事:Dailymail

34歳のオーバメヤンは、チェルシーでの失意のシーズンを送ったのちにフレッシュなスタートを模索。

2022年9月、バルサから1,030万ポンドで加入するも21試合3ゴールに終わるり、カンテ、クリバリ、メンディに続いて新たにチェルシーからサウジアラビアに渡る選手となる可能性あり。


チアゴ・アルカンタラ




現所属:リバプール
市場価格:1,500万ユーロ
元記事:Dailymail

アル・イテファクが関心を示す可能性がある程度の情報ながら、サウジアラビアクラブがチアゴの状況を窺っているのは確かな様子。

リバプールとの契約が残り1年となっていることもあって移籍が噂されるものの、The Athletic曰く既にサウジアラビアからの1つの高額オファーを本人が拒否。

また、リバプールは正式なオファーを受けておらず、現時点ではあくまでもチアゴ側に対する接触のみ。



プレミアリーグランキング

リヴァプールランキング
にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 サッカーブログ リバプールへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

2023年5月8日月曜日

兄弟フットボーラー Vol.1



現在リバプールに所属しており、兄弟も選手である若しくは選手であったという選手を紹介。
Vol.1とVol.2に分けて、まずはVol.1として5人。


フィアクル・ケレハー


クィービーン・ケレハーの兄であり、現在はリーグ2のコルチェスター・ユナイテッドに所属する27歳のセンターバック。

アイルランドの地元コークのクラブでキャリアをスタートさせたのち2012年にセルティックに加入し、2016年にはファーストチームに昇格するも出場機会は無し。

その後はイングランド下部リーグを渡り歩いており、オックスフォード・ユナイテッドに所属していた17/18シーズンや18/19シーズンのリーグ1(3部)が最も高いディビジョン。

レクサムを経て加入したブラッドフォード・シティでは11試合にしか出場できなかったが、2023年1月に加入したコルチェスター・ユナイテッドでは21試合中18試合に出場するなど地位を確立し、ディフェンスの中心であると評価されている。


ヘスス・ディアス


ルイス・ディアスの弟であり、コロンビア2部バランキージャからポルトBへローン移籍中の18歳のストライカー。

コロンビアのバランカスで生まれ、兄ルイスの古巣であるバランキージャに所属していた16歳の時にプロデビューすると、13試合に出場して2ゴールを挙げた。

2022年7月、こちらも兄ルイスの古巣であるポルトに購入オプション付ローンで加入。

ポルトには、兄ルイスをはじめとしてファルカオ、グアリン、ハメス・ロドリゲス、ジャクソン・マルティネスらコロンビア人選手が多く所属していたものの、加入時には『自分は自分の道を進みたい』とコメント。


ラフィーニャ


チアゴ・アルカンタラの弟であり、現在はアル・アラビに所属する30歳のミッドフィールダー。

兄チアゴと同じくバルセロナ下部組織で育つも出場機会が少なかったためセルタやインテルへのローン移籍を経験し、特に17/18シーズン後半にローン移籍したインテルでは残留を望むも移籍金がネックとなり購入オプションが行使されず。

2020年に加入したPSGでは20/21シーズンこそ23試合に出場したが、21/22シーズンは殆ど出場機会を得られず、2022年9月にカタールのアル・アラビ・ドーハへ完全移籍。

2010年までは世代別のスペイン代表だったが、2013年にU-20ブラジル代表に選出され、2015年にはブラジルA代表デビューを果たした。


ラフ・ファン・デン・ベルフ


セップ・ファン・デン・ベルフの弟であり、現在はズウォレに所属する18歳のセンターバック。

兄セップと同じくズウォレで育ち、周囲の評価もセップと同じく高く、14歳の頃にはアヤックスやPSVなどへの移籍が噂された。

15歳でファーストチームのキャンプに参加すると、2022年5月1日のフィテッセ戦にて兄セップの16歳21日に次ぐクラブ史上2番目の若さとなる16歳289日でファーストチームデビュー。

2023年4月後半にはローマからの関心が伝えられ、メディカルチェックを受けたとも報じられたがオランダの地元メディアが否定している。


マーヴィン・マティプ


ジョエル・マティプの兄であり、主にインゴルシュタットで活躍した現在37歳の元選手。

ポジションが弟ジョエルと同じセンターバックなら、SCヴァイトマール45からボーフムへというキャリアも同じで、2000年にジョエルがシャルケに加入するまで共にプレーした。

ボーフムのファーストチームで1試合プレーしたのちにケルンに渡り、2010年から所属したインゴルシュタットでは約280試合に出場し、2019年に引退。

20/21シーズンにインゴルシュタットに本拠地を置くSVフンツツェルに所属した記録はあるが詳細は不明で、現在はインゴルシュタットのマーケティング・マネジメント部門の一員。



プレミアリーグランキング

リヴァプールランキング
にほんブログ村 サッカーブログ 海外サッカーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 サッカーブログ リバプールへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

2022年2月22日火曜日

【Telegraph】リバプールが優勝争いに復帰した4つの理由



マンチェスター・シティがスパーズに敗れたことで1試合少ない状態で6ポイント差、しかも直接対決を残すという状態になった優勝争い。

リバプールが優勝争いに踏み止まれた4つの理由を紹介する Telegraph の記事(著者クリス・バスコム氏)の和訳です。

元記事はこちら → Four reasons why Liverpool are back in the Premier League title race




タイトルレースの浮き沈みは続く。

土曜日にマンチェスター・シティがホームでスパーズに敗れ、リバプールがノリッジ・シティに逆転勝利を収めたことで差は6ポイントに。

そして1試合未消化である。

クリス・バスコム氏は、直近の全コンペティションの8試合で勝利しているユルゲン・クロップ監督のチームが復活を遂げた要因について考察している。