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2023年9月21日木曜日

将来について語るマティプ



2016年にシャルケから加入して8シーズン目を迎えるマティプが、自身とリバプールの契約や残りのキャリアに関してSky Germany(via Liverpool Echo)にてコメント。

2019年に更新した契約が最終年を迎えたが、アンフィールドから『ただ立ち去る』ということはしないとした。

『もちろんシャルケは若い頃に所属したクラブだし、シャルケファンとしてはそこでプレーできて本当に光栄だった。長くそうする機会があって、ここリバプールでは全てが最高の状態だし、ただ立ち去るだけなんてしない。』

『加えてプライベートでも居心地よく感じているし、クラブを変えてばかりいないことは望ましいことだと思う。しかし、誰もが自分で決めなければならない。いずれにせよ、一貫性が役に立つと思う。』

『私はもう将来のことをあまり考えない年齢になった。毎日を充実させようと思っているし、あまり先のことは考えない。最終的に所属したのがシャルケとリバプールだけだったら、それは完全に満足だ。でもフットボールの世界では正確なことは分からない。』


今季の好調なスタートについては

『まだシーズンの最序盤だ。もちろん結果に喜んではいる。新加入選手がチームにもたらしたクオリティはとても印象的だ。今、我々は長い目で見て成功できるように共に取り組んでいる。』

『プレミアリーグには多くの投資が為されたし、予測を立てることはできない。でも、我々には非常に高いクオリティーがあり、毎試合全力を尽くしている。結末がどうかは誰も知らない。今は自分たちを見て、全ての試合に勝てるようにすること。それがうまくいけば、シーズンは良い終わり方をするはすだ。』


リバプールと契約延長したい!というよりは、そうなれば嬉しいけども上手く行かない可能性があることも十分に理解しているし、いずれ決める時が来るってスタンスかな?

現時点ではファンに惜しまれつつのフリー移籍というルートの可能性が一番高いと思われる。



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2023年9月1日金曜日

アルトゥール・テアテはマティプの後任候補?



リバプールが関心と噂されるレンヌのテアテ、レンヌが関心と噂のマティプ。

テアテの経歴


2000年5月25日生まれ、23歳のベルギー代表センターバック。

元々は左ウィングを主戦場としていたが、KRCヘンクやスタンダール・リエージュの下部組織でレフトバックやセンターバックにコンバートされ、2000年夏にトライアルを経てKVオーステンデに加入。

20/21シーズン当時、オーステンデが敷いていた5バックシステムの中央に据えられ、本格的なセンターバックとして成長し、冬には早くもボローニャから500万ユーロのオファーが届く。

冬はオーステンデが拒否したものの、21/22シーズン開幕直後に買取義務付きのシーズンローンでボローニャに加入。

ボローニャではデビュー戦となったインテル戦で0-6から一矢報いるゴールを挙げ、初スタメン且つオーステンデで慣れ親しんだ5バックシステムの左センターバックを務めたラツィオ戦ではアシストを記録して3-0の勝利に貢献。

2022年夏に2,000万ユーロの4年契約でレンヌに移籍したが、これは2014年夏にアーセナルから1,900万ユーロでバルセロナに加入したフェルマーレンを抜いてベルギー人DF史上最高額となった。

Transfermarkt によると現在の市場価格は2,200万ユーロとされ、オーステンデと契約した直後の15万ユーロから3年間で130倍以上に上昇した。


テアテとマティプの類似点


FBref によれば、マティプは過去1年間で欧州のトップ5リーグにおける同じポジションの選手の中で、ゴール数で上位5%、シュート数で上位6%、パス本数で上位13%、プログレッシブパス本数で上位14%、90本あたりのプログレッシブ・キャリー数で上位1%に入るなど、さまざまな指標で依然として素晴らしい成績を残している。

但しファン・ダイクとコナテに次ぐ3番手であり、本人が適応する必要があると語ったようにアレクサンダー=アーノルドのエリアをカバーしなければならない新たなシステムへの適応性に疑問があるとされ、更には今季限りで満了となる契約は更新が見込めない状態。

一方のテアテは、こちらも FBref によるとセンターバックの中でゴール数上位9%、パス試行数上位10%、プログレッシブパス数上位2%、90分あたりのプログレッシブキャリー数上位15%と類似点も多く、クロップは誂えられたような選手を後任にできる。


両者の噂


フランスメディア L'Equipe による報道が発端であり、グヴァルディオルの後任が欲しいライプツィヒがテアテを狙い、レンヌはテアテの後任としてマティプをリストアップしているとの内容。

また、テアテにもリバプールからの関心が噂されていたが、こちらも L'Equipe によって報じられたもので、フラムとともに左利きのセンターバックを探しているというもの。

レンヌが3,500万ユーロの値段を付けたと報じられ、決して手が届かない金額ではないことやライプツィヒが個人的な条件で合意できずに撤退したという報道に励まされたことだろうとされた。

また、Evening Standard などに寄稿するジャーナリストであるデイヴィッド・リンチ氏は、自身の YouTube チャンネルにて下記の通りにコメント。

私の認識では、リバプールからの関心がある。

数ヶ月前に選手側と軽度の接触があった可能性があり、正式なものは何もないが候補に挙がっていると自信を持って言える選手。

特徴も合致するし、リバプールが注目している選手であり、契約の条件を問い合わせるため選手側に少しの接触があった。

ただ、結局は互いに関心と報じられてもトレードやそれに近いような噂はなく、移籍市場が閉幕して双方共に現在の所属クラブに残留。

マティプだけでなくゴメスやナットも出場機会を求めての移籍が報じられ、クアンサーのような若手有望株がいるとはいえ補強必須とされるセンターバック。

現有戦力を考えれば冬に誰かを売ることは考えづらく、来夏にはどんな動きがあるのか…気になるところ。



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2023年8月20日日曜日

他国にルーツや関わりを持つ選手たち③



他国にルーツや関わりがあると明確に分かった21人の選手について、7人ずつ3回に分けて…と思ったのですが、2人が追加で判明したので②と③は8人ずつ紹介。

前々回はこちら→他国にルーツや関わりを持つ選手たち①
前回はこちら→他国にルーツや関わりを持つ選手たち②

コーディ・ガクポ

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オランダとトーゴの二重国籍。

トーゴ人の父親とオランダ人の母親のもとに生まれたが、父親にはガーナ系の血も流れている。

2023年6月、トーゴ協会からトーゴ代表を選択するようアプローチを受けていたこと、アフリカ最貧国の1つでもあるトーゴを訪れて食べ物を配布したことが ESPN Netherland にて報じられた。


イブラヒム・コナテ

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フランスとマリの二重国籍。

マリ人の両親のもとにパリで生まれ、2022年2月にはクンデやウパメカーノらに阻まれてフランス代表に招集されていなかったことからマリ代表が説得に動いていると Dailymail が報じた。

一時はマリ代表を選択するとされたが、2022年6月のネーションズリーグに向けたフランス代表に初招集され、6月10日のオーストリア代表戦でデビューを果たした。


ジョエル・マティプ

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カメルーンとドイツの二重国籍。

ドイツ人の母親とカメルーン人で元プロ選手の父親のもとに生まれた。

兄マーヴィンは主にドイツで、従兄弟ジョゼフ=デジレ・ジョブはイングランドやフランスで活躍した元プロ選手であり、どちらもカメルーン代表経験がある。


フィルジル・ファン・ダイク

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オランダとスリナムの二重国籍。

オランダ人の父親とアフリカ系スリナム人の母親のもとに生まれた。

母親ヘレンさんの名字はチン・フォ・シーウといい、 Titan Sports のツイートを引用した Asia United の記事によると1920年代に中国の広東地方からスリナムに移住したチン・フォ・シーウ(陈火秀)という一族に由来しており、中国人の血も引いていることになる。


ファビオ・カルヴァーリョ

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ポルトガルとイングランドに加え、アンゴラ国籍も保有。

アンゴラ人の父親とポルトガル人の母親のもとに生まれ、ベンフィカでもプレーしたが11歳の時に家族でイングランドへ移住。

アンゴラ代表とポルトガル代表はもちろん、10歳以降18歳に達する前から少なくとも5年の居住歴という条件を満たしているためイングランド代表も選択可能であり、U-18まではイングランド代表だったがU-22からはポルトガル代表を選択した。


ジェイデン・ダンス

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イングランドとガイアナの二重国籍。

父親はかつてスクールボーイとしてリバプールと契約してスクール・オブ・エクセレンスに通ったのち、クリスタル・パレスなどで活躍した過去を持つニール・ダンス氏。

曽祖父がガイアナ人であり、2015年には父ニール氏がガイアナ代表デビューを果たしている。


カリーム・アーメド

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エジプトとイングランドの二重国籍。

イングランド在住のエジプト人両親のもとに生まれ、地元チームでのプレーがエバートン、マンチェスター・シティ、リバプールの関心を惹きつけた。

自身のアイドルであるサラーが所属するリバプールを選んだとされ、2022年2月にはU-18エジプト代表に招集された。


ハーヴェイ・ブレア

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イングランドとジャマイカの二重国籍。

ハダースフィールド在住のジャマイカ系移民の家族のもとに生まれたため、イングランド代表とジャマイカ代表のどちらとも選択可能。

2023年2月、アメリカメディア Bleacher Report がジャマイカ代表の新ユニフォームをツイートした際、モデルの一人を務めていたことでジャマイカ代表を選択するのではと話題になった。



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2023年5月8日月曜日

兄弟フットボーラー Vol.1



現在リバプールに所属しており、兄弟も選手である若しくは選手であったという選手を紹介。
Vol.1とVol.2に分けて、まずはVol.1として5人。


フィアクル・ケレハー


クィービーン・ケレハーの兄であり、現在はリーグ2のコルチェスター・ユナイテッドに所属する27歳のセンターバック。

アイルランドの地元コークのクラブでキャリアをスタートさせたのち2012年にセルティックに加入し、2016年にはファーストチームに昇格するも出場機会は無し。

その後はイングランド下部リーグを渡り歩いており、オックスフォード・ユナイテッドに所属していた17/18シーズンや18/19シーズンのリーグ1(3部)が最も高いディビジョン。

レクサムを経て加入したブラッドフォード・シティでは11試合にしか出場できなかったが、2023年1月に加入したコルチェスター・ユナイテッドでは21試合中18試合に出場するなど地位を確立し、ディフェンスの中心であると評価されている。


ヘスス・ディアス


ルイス・ディアスの弟であり、コロンビア2部バランキージャからポルトBへローン移籍中の18歳のストライカー。

コロンビアのバランカスで生まれ、兄ルイスの古巣であるバランキージャに所属していた16歳の時にプロデビューすると、13試合に出場して2ゴールを挙げた。

2022年7月、こちらも兄ルイスの古巣であるポルトに購入オプション付ローンで加入。

ポルトには、兄ルイスをはじめとしてファルカオ、グアリン、ハメス・ロドリゲス、ジャクソン・マルティネスらコロンビア人選手が多く所属していたものの、加入時には『自分は自分の道を進みたい』とコメント。


ラフィーニャ


チアゴ・アルカンタラの弟であり、現在はアル・アラビに所属する30歳のミッドフィールダー。

兄チアゴと同じくバルセロナ下部組織で育つも出場機会が少なかったためセルタやインテルへのローン移籍を経験し、特に17/18シーズン後半にローン移籍したインテルでは残留を望むも移籍金がネックとなり購入オプションが行使されず。

2020年に加入したPSGでは20/21シーズンこそ23試合に出場したが、21/22シーズンは殆ど出場機会を得られず、2022年9月にカタールのアル・アラビ・ドーハへ完全移籍。

2010年までは世代別のスペイン代表だったが、2013年にU-20ブラジル代表に選出され、2015年にはブラジルA代表デビューを果たした。


ラフ・ファン・デン・ベルフ


セップ・ファン・デン・ベルフの弟であり、現在はズウォレに所属する18歳のセンターバック。

兄セップと同じくズウォレで育ち、周囲の評価もセップと同じく高く、14歳の頃にはアヤックスやPSVなどへの移籍が噂された。

15歳でファーストチームのキャンプに参加すると、2022年5月1日のフィテッセ戦にて兄セップの16歳21日に次ぐクラブ史上2番目の若さとなる16歳289日でファーストチームデビュー。

2023年4月後半にはローマからの関心が伝えられ、メディカルチェックを受けたとも報じられたがオランダの地元メディアが否定している。


マーヴィン・マティプ


ジョエル・マティプの兄であり、主にインゴルシュタットで活躍した現在37歳の元選手。

ポジションが弟ジョエルと同じセンターバックなら、SCヴァイトマール45からボーフムへというキャリアも同じで、2000年にジョエルがシャルケに加入するまで共にプレーした。

ボーフムのファーストチームで1試合プレーしたのちにケルンに渡り、2010年から所属したインゴルシュタットでは約280試合に出場し、2019年に引退。

20/21シーズンにインゴルシュタットに本拠地を置くSVフンツツェルに所属した記録はあるが詳細は不明で、現在はインゴルシュタットのマーケティング・マネジメント部門の一員。



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2023年2月6日月曜日

ナットがスタメンであるべき理由



先日のウルヴス戦然り、不用意な失点が目立つリバプール守備陣について。

アイルランドのダンドークなどを率いたヴィニー・パース氏は、ナットを出場させるべきとしています。